金沢の奥座敷、湯涌(ゆわく)温泉からほど近い「金沢湯涌創作の森」(金沢市北袋町)を会場に4月19日、「アースデイいしかわ2009」が開催される。
アースデイは1970年にアメリカで始まった地球環境を考えるためのムーブメントで、毎年4月22日をアースデイとして世界中で同時に行われている。石川でのアースデイは1990年から、雨天により中止になった2004年を除いて毎年開催され、自然環境の大切さを訴えるとともに、自然を守るためにできる身近なアイデアを提案している。
今年のテーマは「湧」。温泉地である湯涌地区にスポットライトを当て、同地区が昨年被った水害からの復興に向けて勇気が「湧(わ)く」との意味を込めた。
当日は終日、カフェ、物販などの出店や、NPOなどによる各種展示があるほか、湯涌温泉近郊で採れた野菜や山菜、加工品などを販売する朝市を開催。参加型のイベントとしては、パーカッションユニット「ASOBI」のライブやそば打ちワークショップなどが行われる。
「金沢湯涌創作の森」は金沢市中心部から車で30分ほどの距離だが、自転車で会場までの15キロの道のりを走る「エコサイクルプロジェクト」も実施する。そのほか、アースデイの趣旨に賛同するアーティストによる自主企画展や、来場者を交えたトークショーも予定している。
同実行委員会ではマイはし、マイカップ、マイバッグの持参を呼びかけている。開催時間は10時~17時。イベントの詳細はホームページで確認できる。