セグウェイを導入し研究開始-工場見学者も試乗可能

一人乗り充電式二輪車「セグウェイ」・オフロードタイプ

一人乗り充電式二輪車「セグウェイ」・オフロードタイプ

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 産業用ロボット・機械器具レンタルなどを手がける生産技術(富山市)が一人乗りの充電式二輪車「セグウェイ」を2台導入した。商品の研究を行うとともに、工場内の展示場を見学に訪れた人に試乗の機会を提供する。

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 セグウェイは、米セグウェイ社が製造。アクセルやブレーキ操作がなく、運転台に立って棒状のハンドルを握り、前後の体重移動とハンドルを傾斜することで前進、回転ができる。最高時速は20キロ。8時間の充電で1日走行。排出ガスもゼロで、静かで環境に優しいことから次世代の乗り物と言われる。2005年に訪日したブッシュ米大統領が、小泉純一郎前首相に贈ったことで話題になった。現在では国内では道路交通法で認可されていないため公道では走れないため、大きな倉庫や工場などでの移動などに利用されている。

 同社は3月下旬にオンロード用とオフロード用を導入。「自社での販売、レンタルから、将来のロボット開発まで、あらゆる可能性を検討、研究中」(同社の吉田均常務取締役)という。「ロボットの開発メーカーとして、工場内での使用に限らず、ホームユース、介護の補助など幅広く研究する方針」(吉田さん)という。

 工場内展示場の見学者を対象に試乗も実施しており、「展示場を見学した後、希望者は順次試乗可能。便利で面白いとみな感動する」(吉田さん)という。

生産技術

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