トキの保護運動家・村本義雄さんが収集した鳥フィギュアが現在、石川県歴史博物館(金沢市出羽町)のギャラリースペースで公開されている。
村本さんは1954(昭和29)年、能登に生息するトキの保護活動と生態研究を始め、日本鳥類保護連盟理事や日本中国朱鷺(とき)保護協会会長などを歴任。2022年には石川県トキスーパーバイザーに委嘱されている。トキの保護活動を後世に伝えるためにと2011(平成23)年に活動関連資料を石川県に寄贈し、同館と石川県立自然史資料館で保管されている。
展示は5月31日にトキが佐渡島以外の本州で初めて放鳥されることを記念して行う。放鳥するのは本州最後の生息地だった能登半島で、最初に行われる場所は村本さんの生まれ故郷で、現在も居住する羽咋市だという。
会場には、寄贈された資料の中から、村本さんが国内外で収集したさまざまな種類の鳥をかたどった工芸品、民芸品、陶器やガラスの置物など大小100点以上のフィギュアが並ぶ。中には精巧に作られた、トキが羽ばたく姿のフィギュアも。
開館時間は9時~17時。観覧無料。6月7日まで。