ギャラリー「金沢ちいさな美術館」(金沢市西念4)が4月8日、金沢市中央卸売市場近くにオープンした。
手のひらサイズの皿などに料理を盛り付けたミニチュア作品をSNSなどで発信している「金沢おいしい作家」の正来美紀さんが開設した同施設。施設内では、子どもから大人まで楽しめるよう専門スタッフが直接指導に当たる「ミニチュア制作体験ワークショップ」を用意し、ラーメン、トーストセット、サラダカップなどのミニチュア制作に挑戦できる。所要時間は約90分。
このほか、樹脂粘土で作ったすしや丼物、全国のご当地グルメなどを本物そっくりに再現したミニチュア作品の販売コーナー、レストランやスーパーの様子を戸棚の中にミニチュアで再現した展示スペースも備える。
普段は障害者就労支援を行う福祉事業を運営している正来さん。「就労場所が限られる人たちに、夢のある仕事に就いてほしいとの思いから当館を開設した」と話す。同館では、障害者自立支援事業の一環として施設利用者が制作したミニチュア作品や花飾りなども販売している。「ミニチュア作りは、子どもから大人まで夢中になる。かわいい見た目に心が温かくなる。たくさんの作品を見てもらい、自分も作ってみたいと思ってもらえたら」と正来さん。
白山市出身でシンガー・ソングライターのおだともあきさんは「正来さんの活動に共感し、同館の情報発信や福祉施設でのイベントなどに協力している。金沢の新しい名所の一つとして、全国から遊びに来てほしい」と来館を呼びかける。
営業時間は金曜~日曜=10時~16時。入場料は2,200円(ミニチュア制作体験料含む)。事前予約制。「金沢おいしい作家」のインスタグラムページで受け付ける。