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伝統の技術でカジュアルに新領域-友禅染のTシャツが話題に
(2009年01月20日)
友禅染の技法を使った「友禅Tシャツ」が、香林坊大和(金沢市香林坊1)で開催中の企画展「新・友禅展」で展示され、日本の心を大切にしたTシャツとして注目を集めている。
【画像】「不二山」「しだれ桜短冊文様」「三枡友禅松竹梅文様」の各友禅Tシャツ
友禅Tシャツの企画製作を手がけるのは友禅工房「四ツ井キモノデザイン研究所」(野々市町、TEL 076-248-6371)。日本工芸会正会員でもある同工房を主宰する四ツ井健さんは、金沢の加賀友禅工房での修行を経て1991年に独立。日本伝統工芸染織展や日本伝統工芸展などでの受賞歴を多数持つ。
友禅Tシャツは、防染糊(ぼうせんのり)にモチ米を使用するという伝統的な友禅染め手法で染めており、着物と同様、一点一点手作業による少量限定生産。友禅らしい中間色を使い、七宝(しっぽう)や三枡(みます)といった日本古来の吉祥文様(きっしょうもんよう)を描いている。
これまで訪問着、留め袖などの着物を手がけてきた1962年生まれの四ツ井さんがTシャツの製作を思いたったのは生活の中の実体験から。「小売店に並んでいるTシャツは、若者向けの派手な色柄か、そうでなければ無個性な黒やグレー、茶色のモノトーン。自分の世代が着たいと思える商品群がポッカリ抜けていると感じた」と話す。
商品はメンズの長袖、半袖Tシャツのほか、レディス、キッズサイズをラインアップし、同工房のオンラインショップで販売するほか、金沢・東山にあるトンボ玉のお店「じゃらじゃら」(東山1、TEL 050-3432-4373)や、兼六園近くのホテル「兼六城下町」(兼六町2、TEL 076-210-8111)などの市内観光地のショップでも取り扱っている。価格はメンズ・レディス=9,450円~、キッズ=6,300円~。企画展は今月20日まで。
友禅Tシャツは石川県デザインセンター(鞍月2)が主催する平成20年度「地域グッドデザイン選定普及事業」でグッドデザイン商品にも選定されている。同事業は、石川の工芸の伝統を受け継ぐとともに、新しい生活を提案する優れたデザイン商品を選定・普及することを目的としたもので、友禅Tシャツを含む選定商品は、2月3日~6日、東京ビッグサイト(東京都文京区)で開催される東京インターナショナル・ギフトショーの同センターのブースで展示する予定で、首都圏などへの販路開拓を図っていく。
金沢で生まれたブランド「YUKI-TAKASE」-加賀友禅とコラボ(金沢経済新聞)友禅染めのミニチュアドレスで地場産業がコラボ-県内ドレス店が県立音楽堂に展示(金沢経済新聞)四ツ井キモノデザイン研究所じゃらじゃら兼六城下町
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