酒造会社「福光屋」(金沢市石引2)が1月15日から、日本酒を使ったバレンタイン商戦向けチョコレートを期間限定で販売する。
約20年にわたりバレンタインデー向け商品を手がけてきた同社。純米大吟醸と米焼酎、長期熟成酒をそれぞれの風味と相性のよいチョコレートと合わせ、ジュレやガナッシュなどに仕立てることで、さまざまな形や食感で提供しているという。同社広報室によると、首都圏のデパートで行われるバレンタイン催事での販売は好調で、オンラインショップの売上も年々増えているという。
今シーズンの新商品は、同社の長期熟成酒「百々登勢(ももとせ)」とサンマスカットレーズンを生地に練り込んだガナッシュ。「百々登勢 SAKE CHOCOLAT」が、同ガナッシュを含むチョコレート2種類(各2個)入りで価格は1,944円、「SAKE CHOCOLAT ASSORT」が、同ガナッシュを含むチョコレート6種類(各1個)とタブレット8枚のアソートで3,780円。
広報担当者は「日本酒と一緒に味わう楽しみ方もあるので試してほしい」と話す。「日本酒を普段飲まない人が飲むきっかけになれば」とも。
同社直営店と通販サイトなどで販売する。