いしかわ四高記念公園(金沢市広坂2)で10月17日・18日、全国各地のご当地丼が集まる「第7回 全国丼サミット in いしかわ2015」が開催される。県内での開催は2010年の第1回以来2回目。
能登地区の魅力を発信する「奥能登ウェルカムプロジェクト推進協議会」が能登丼を全国に周知させようと、丼を使った地域おこしを行う自治体などに働き掛け2010年にスタートした同イベント。今回は北陸新幹線開業に合わせての開催で、「全国地域おこしご当地丼会議」に参加する21地域から14地域、28店が出店する。2日間で5万人の集客を見込む。
県内では、輪島市・珠洲市・穴水町・能登町が取り組む能登丼から、「能登・牛すじ丼」「能登牛ローストビーフ鉄火丼」「天然ブリのたたき丼」「能登がき ぶっかけ丼」「能登豚あぶり丼」など9店の出店に加えて、川北町の「かわきた味噌(みそ)豚どん」がゲスト出店する。
県外では、福島県のふくしま復興丼から「伊達(だて)の牛タン・鶏そぼろ丼」、神奈川県の小田原丼から「湘南しらす小田原三色丼」、長野県の「駒ヶ根ソースかつ丼」、島根県の「寒シマメ漬け丼」、徳島県の南阿波丼から「南阿波右上がり丼」など18店が参加。鹿児島県名産の黒豚とバラを組み合わせた「かのや豚薔薇(ばら)丼」が同イベント初出店する。
会場では、珠洲市を中心とした能登PRアイドルユニット「SUZUCA(スズカ)」や、神奈川県小田原市発のアイドルグループ「ぷらむ○ガーデン」、ご当地キャラクターなどのステージイベントも行う。
同イベント実行委員会スタッフは「丼を通してそれぞれのご当地を盛り上げていければ。丼はミニサイズで提供するので、いろいろな種類を食べ比べてみてほしい」と話す。「当日は近くのしいのき迎賓館でスイーツ博も行われるので、併せて楽しんでもらえれば」とも。
開催時間は10時~17時。入場無料。