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北陸新幹線、金沢開業-着物姿の女将らがお出迎え、ドレス姿の新婦も

金沢駅から新幹線に乗り込むウエディングドレス姿の新婦

金沢駅から新幹線に乗り込むウエディングドレス姿の新婦

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 金沢と東京を最短2時間28分で結ぶ北陸新幹線が3月14日、開業した。

盛り上がる金沢駅をパノラマで見る

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 JR金沢駅では開通記念セレモニーの後、6時に一番列車「かがやき500号」が出発、8時46分に東京からの一番列車「かがやき501号」が到着し、お祝いムードに包まれた。

 同駅では、「かがやき500号」の出発に合わせて5時から開業式典、出発式が行われた。発車時刻が近づくと、金沢市出身の音楽家・中田ヤスタカさんが作ったメロディーが流れ、プレミアムチケットを手にした客が乗りこんだ一番列車が動き出す開業の瞬間を、多くの市民や鉄道ファンらが見守った。

 東京からの「かがやき501号」到着時には、先端がとがった流線型の車両が見えると大きな歓声や拍手が上がり、鉄道ファンらが一斉にシャッターを切っていた。乗客らは大勢の出迎え客や報道陣の数に喜びと驚きの表情を浮かべながらホームに降り立ち、北陸新幹線金沢開業マスコットキャラクター・ひゃくまんさんと県内のご当地キャラ20体、加賀友禅姿の県内ミスや旅館のおかみらの出迎えで、記念品や開業記念パンフレット、紅白まんじゅうなどを受け取った。

 東京からの一番列車で到着した夫婦は「乗り心地は快適だった。東京と金沢が気持ち的に近くなったように感じる。金沢での観光も楽しみ」と興奮気味に話した。一番列車を見に来た白山市の会社員の女性は「新幹線開業の記念すべき瞬間を見たかった。来週新幹線に乗って東京へ遊びに行くので今からワクワクしている」と話す。

 この日、軽井沢駅で公開挙式を行うカップルが、はくたか556号に乗り込み、新婦の真っ白のウェディング姿が訪れた人たちの注目を集めた。

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