Tシャツブランド「OJICO」を手掛けるチャンネルアッシュ(金沢市新保本、TEL 076-246-3377)が、プレミアムポップコーン「26popcorn」を発売した。
同社は2002年に子ども服の輸入セレクトショップとして創業。Tシャツブランド「OJICO」を展開し、自社で企画から製造・販売を手掛ける。「OJICO」の特徴は、親子がペアルックで着ることができるストーリー性のあるデザイン。年間400カ所以上の百貨店の催事で販売を行い、全国にファンが多いという。今回、アパレル事業に次ぐ事業としてポップコーンを手掛けた。
同商品は、金沢の企画会社「プロスペラゴ」と同社の共同開発。高圧力器を使用した特殊製法により、丸い形で満遍なく味をコーティングでき甘すぎないのが特徴。口の中でとろけるような独特の食感を味わえるという。ラインアップは、金沢大野醤油(しょうゆ)を使用した「しょうゆキャラメル」(450円)、「赤しそキャラメル」「紅茶キャラメル」「チャイキャラメル」「ミントキャラメル」「ローズマリーキャラメル」(以上500円)。緑茶やコーヒー、酒などと一緒に楽しむことを考え、全6種のフレーバーをそろえる。
「OJICO」で培ったノウハウや販売網を利用し、東京・JR品川駅、新橋駅、新宿駅内の商業施設で期間限定販売を行ってきた。同社の酒井秀和専務は「30~40代の女性を中心にすでにリピーターがつくなど、手応えを感じている。広くこのおいしさを知ってもらい、一過性のブームではなく長く愛される商品に育てていきたい」と話す。
JR新宿駅での販売は1月10日まで。1月17日からはアトレ秋葉原(東京都千代田区)に出店する。2月上旬より自社サイトでネット販売を開始するほか、3月には金沢駅にリニューアルオープンする商業施設「Rinto」に出店予定。