蓄音器540台とSP盤レコード約2万枚をコレクションする金沢蓄音器館(金沢市尾張町2、TEL 076-232-3066)で4月19日、NHK交響楽団のトップチェリスト奏者・桑田歩(くわたあゆむ)さんのトーク&コンサートが行われる。
幼いころからSP盤に親しんできたという桑田さんの来館は今回で3回目。昨年のコンサートは、打楽器奏者の久保さんと行ったが、今回は、ピアニストの大野由加さんが聞き手と伴奏を務め、セルゲイ・ラフマニノフの「ヴォカリーズ」などをSP盤で曲を流しながらトークをくり広げる予定。
N響の3人のフォアシュピーラー(次席奏者)と結成したチェロ四重奏グループ「ラ・クァルティーナ」で人気を集める桑田さんは、今月24日、ソロアルバム「ヴォカリーズ」をリリースする。チェロの甘いトーンが楽しめるアンコール・ピース集で、当日はその告知も行う予定。
「演奏曲は当日のお楽しみ。当日は混雑が予想されるので、予約はお早めに」と同館担当者。
開催時間は19時~。入場料は500円。定員は約50人。
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