金沢中心部にある柿木畠ポケットパーク(金沢市広坂)で10月5日、「金沢下町カレー博 in 柿木畠2014」が開催される。
今年で5回目の開催となる同イベントは、柿木畠商店街に店を構える和、洋、中華、多国籍料理の人気店20店舗が、趣向を凝らした個性豊かなカレーを提供するのが特長。
ラインアップは、定番の洋食店のカレーを始め「おでん高砂」のおでんカレー、中華料理店「全開口笑」の激辛アジアンカレー、イタリア料理店「ボーノボーノ」の半熟チー玉牛スジカレーなど。その他、居酒屋やスペイン料理、蕎麦、カフェの人気店が通常メニューにないこの日だけの特別カレーを提供する。今年は新たに在住外国人、留学生、一般女性のブースも出店。在住外国人のブースでは、同商店街が力入れているイスラム教の律法にのっとった豚肉やアルコールを使わない「ハラールフード」の料理とカレーを提供する。
主催する柿木畠振興会の担当で、自らも同イベントに出店する中華料理店「全開口笑」の竹内公明さんは「カレーというひとつの題材でさまざまなジャンルのお店がチャレンジします。4食で1人前くらいの量なのでぜひ食べ比べを楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。「このカレー博で柿木畠商店街の飲食店を知ってもらうきっかけになれば」とも。
カレー情報サイト「北陸カレー物語」を運営する人気ブロガーのナマステこと米谷義浩さん(自称インド人)は「さまざまなジャンルの人気店が、特長を生かしたカレーを提供してくれるのが一番の魅力。毎年どんなカレーが提供されるか楽しみです。今年も全店制覇します!」と話す。
カレーは1杯300円で当日会場にてチケットを販売。4枚つづりのチケットは通常より200円得な1,000円で販売する。11時から開始し約2,000食を用意するが、毎年昼過ぎには完売するという。