石川県の選りすぐりの職人が作り出す逸品をウェブで通販するサイト「金沢屋」(金沢市彦三町2)は3月29日、地震から1年がたつ能登半島の復興支援を目的とした「金沢屋・能登特産品特集」ページを開設した。
同特集ページで販売される商品は、珠洲のケイソウ土と有機肥料で育てられた「奥能登のコシヒカリ」、「揚げ浜式塩田」のにがりを使った柳田の豆腐を「いしり」(イカの魚醤)で味を調えて、能登木炭と桜材で20時間かけていぶされた薫製豆腐「畑のチーズ」、甘エビ・小鯛・鯵・片口鰯・カマス・飛魚を珍しい「煮干し」にした「『煮干し』詰め合わせパック」、道具として美しく、型抜の安価な練物七輪に較べて断熱性に優れて火持ちが良く、丈夫な切り出し製法の「珠洲ケイソウ土・切り出し七輪」など、一般では入手しにくい18点を紹介している。
金沢屋はネットショップからスタートして今年で8年目を迎えるが、昨年はこのネットショップから生まれたリアルショップもスタート。兼六園に隣接するホテル内に店舗を構え、回りにある土産店とは違う異色な品そろえが話題となっているほか、山形県で運営されている「山形屋」へも姉妹店としてノウハウやシステムを提供している。
同特集ページの開設期間は3月29日~4月17日。注文者先着80人に「輪島塗箸(1膳)」がプレゼントされる。
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