面倒な代金回収はITで-灯油販売会社が「スマートピット」採用

「スマートピット」シートタイプのサンプル

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 松村物産ホームエネルギー(金沢市湊3、TEL 076-237-0500)は今年1月から、同社の灯油巡回販売の代金回収手段にNTTコムウェア(東京都港区)が提供する「スマートピット」を採用している。

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 同社では、ローリー車によって得意先を巡回し、玄関先のポリタンクに灯油を納入するという方法で灯油を販売しているが、灯油1リットルあたりの金額は毎月変化するうえ、各戸を訪問してみないと販売量も分からない。そのため集金には手間がかかり、特に不在客に対しては、銀行や郵便局での振り込みとか最寄りの集金窓口へ持参してもらうなど、回収が事後となる不便があった。

 「スマートピット」の導入により、利用客が不在でもローリー車のドライバーが、携帯電話やPCからスマートピットセンターに請求金額を登録。スマートピットカード(シート)をそのまま客先に置いてくることでコンビニでの支払いを可能にし、利用客が代金を支払う際の利便性に配慮すると同時に、集金回収の迅速性を高めた。

 「スマートピット」は、払込用紙が不要なコンビニを利用した収納代行サービスで、銀行口座やクレジットカードのIDナンバーなどの個人情報が不要な支払い専用のカード。通販会社やインターネットモールなどでも多く利用されている。

 NTTコムウェアでは今後、LPガス料金やミネラルウオーター販売代金の支払い手段などで、利用範囲を広げていく方針。

スマートピットアキバで「スマートピット」プロモ-愛川ゆず季さんの登場も(アキバ経済新聞)

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