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金沢の日本料理店など6店が「金澤ふうタパス」創作-音楽祭で販売へ

「金澤ふうタパス」の試作品(「ラ・フォル・ジュルネ金沢 『熱狂の日』音楽祭2013」実行委員会事務局提供)

「金澤ふうタパス」の試作品(「ラ・フォル・ジュルネ金沢 『熱狂の日』音楽祭2013」実行委員会事務局提供)

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 ゴールデンウイーク期間中に金沢市などで開催される「ラ・フォル・ジュルネ金沢 『熱狂の日』音楽祭2013」に合わせ、市内の日本料理店やすし店など6店舗の若手経営者らでつくるグループ「金沢芽生会」が「金澤ふうタパス」を創作した。5月3日・4日に主会場の石川県立音楽堂(金沢市昭和町)で販売する。

試作する料理人たち(「ラ・フォル・ジュルネ金沢 『熱狂の日』音楽祭2013」実行委員会事務局提供)

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 同会を組織するのは、金城樓(ろう)、銭屋、つば甚、千取寿し、浅田屋、大友楼の6店舗。今年の音楽祭のテーマが「パリ、至福の時~フランスとスペインの音楽~」であることから、スペイン名物の小皿料理「タパス」を個性的にアレンジして提供し、会場の盛り上げに協力することにした。

 4月23日に金城樓で行われた試作会では、各店の料理人が「加賀野菜」の一つ、サツマイモ「五郎島金時」の大学ポテト風と、同じく「加賀野菜」の「太きゅうり」、カモロース、チーズを串に刺したピンチョスや、イカスミとバルサミコ酢などでご飯を味付けしたいなりずし、ノドグロの西京漬け焼きとうずらの煮卵を能登で作られる魚醤「いしる」で風味付けした一品などを調理した。

 できるだけ地元食材を取り入れ、公演の合間に、気軽に食べられる軽食に仕上げたという。今後、メニューに改良を加える予定で、販売当日の提供料理は若干、変わる可能性がある。販売時間は両日とも16時~、価格は1皿500円。

 当日は同音楽堂内に特設バル「エクスキーズ(至福の時)」を設け、ワインと、フランス、スペインのチーズも販売する。

 同会では、「金沢にいながらにして、スペインの情熱の風、非日常感を感じていただける品ぞろえにした」と出来栄えに胸を張る。

 同音楽祭では、4月27日から5月4日までの期間中、有料の約40公演と無料の約110公演が繰り広げられる。入場料金は、S席=3,000円、A席=2,500円。問い合わせは音楽祭実行委員会事務局(TEL 076-232-8111)まで。

後援申請20141009
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