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五輪開幕に合わせ「世界各国バーガー」-金沢・ワンダフル、地元シェフらとコラボ

世界各国の味が楽しめる7種類の「コラボバーガー」

世界各国の味が楽しめる7種類の「コラボバーガー」

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 金沢発のハンバーガーチェーン「ハンバーガーのWONDERFUL(ワンダフル)」はロンドン五輪開幕に合わせて7月27日から、県内の各国料理店のシェフらとタッグを組んで考案した国・地域別のオリジナルハンバーガー7種類を販売する。

7種類の「コラボバーガー」を販売する「ハンバーガーのWONDERFUL県庁前店」

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 「コラボバーガー2012」と総称するハンバーガー7種類は、イタリア、メキシコ、ベルギー、スペイン、フランス、日本と、能登をイメージして作られた。イタリアンバーガーはイタリア料理店「ボッテガ ディ タカマッツォ」(片町2)が考案。フォカッチャに生ハムとナポリから直輸入したモッツァレラチーズ、地物野菜のトマト煮を挟んだ。

 メキシカンバーガーを担当したのは、メキシカンバー「ゲッコウズ」(片町2)。グリーントマトを使ったピリ辛のサルサとリコッタチーズを具材に、シェフがメキシコシティーの屋台で食べた味を再現した。

 ユニークなのはベルギーで、同国で修業した経験のある洋菓子店「パティスリー サンニコラ」(野々市市)のオーナーシェフ藤田雅秋さんがチョコレートをソースに使った甘い一品を提案。フレンチはフランス料理の「ロベール・デュマ」(泉が丘2)がピタにフランス産カモのコンフィーユとアルザス地方の伝統料理、キャベツの酢漬けを詰める。日本は日本料理店「口福 よこ山」(片町2)が能登豚のショウガ焼きに温泉卵を添え、幅広い年代層に受け入れられる味を目指した。

 「コラボバーガー」は、「ハンバーガーのWONDERFUL」が県内で活躍する料理人や能登野菜の生産者らの協力を得てご当地バーガーを作ろうと、以前から計画していたもので、ロンドン五輪の祭りムードを盛り上げるため、今夏にまとめて発売することにしたという。

 7月27日から8月12日までは先行販売期間で、前半はメキシコ、スペイン、フランス、後半はイタリア、ベルギー、日本、能登のバーガーを扱う。価格は、いずれかのハンバーガー1個とポテト、スープ、ドリンクのセットで980円。8月13日から9月30日までは週替わりで各バーガーを販売する。この期間の価格は未定。

 同チェーンを経営する「アイエムエムフードサービス」(森山1)の河村征治社長は「オリンピックには石川県内からもたくさんの選手が出場する。ハンバーガーで選手たちを応援したい」と話している。

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