コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンは7月17日、北陸3県の「セブン-イレブン」で金沢市のB級グルメ「金沢カレー」のオリジナル商品「焙煎(ばいせん)仕立ての金沢カレー」の販売を始めた。
昨年から販売していた前作の「金沢名物!金沢カレー」の売れ行きが好調だったため、より製造工程に踏み込んだこだわりのカレーに改訂した。小麦粉と10種のスパイスをラードでじっくり焙煎(ばいせん)することで香ばしい風味を引き立たせ、金沢カレーの特徴である濃厚なカレーソースはタマネギの量を約2倍にした。
小麦粉を炒める「焙煎」工程は同社専用工場では初めての試みで、焙煎時間やラードの量に試行錯誤したという。弁当として温めた時に最適なカレーソースの粘度を出すために、ブラウンルー(焙煎したもの)の配合にも工夫を凝らした。
同社商品本部北陸地区マーチャンダイザーの若井さんは「野菜・果実の甘みやうまみをしっかり味わえる本格的な金沢カレーをオフィスや家庭で手軽に楽しんでいただければ」と新作にも期待を寄せる。
豚ロース肉1枚分のトンカツと、彩りにゆで卵のスライスと福神漬けをトッピングし、価格は498円。石川、富山、福井県内の約162店舗で販売する。