バレンタインデーに向け、金沢の「今井金箔(きんぱく)」(金沢市幸町、TEL076-221-1990)が金箔(きんぱく)を使った豪華なチョコレートを売り出した。金相場が高騰する折、甘い物が苦手な男性の心も揺さぶりそうだ。
このチョコレートは、その名も「純金箔生チョコレート」。3.3センチ四方の正方形の生チョコレートの上面に、純金に近い23金の自社製食用金箔をそのまま置いた。金箔は1ミリメートルの1万分の1の薄さで、4個入り1箱には約2分の1枚に相当する0.013グラムが使われており、きらびやかな輝きが見る人を圧倒する。チョコの製造はケーキ店「ピュイダムール」(幸町)に依頼した。
国内産金箔のうち99%を製造する金沢らしい商品とあって、2月1日の発売以来、観光客や市民らが恋人や父親へのプレゼント用に買い求めている。
総務部長の今井美智子さんは「金箔がきれいだと感じてもらえたらうれしい」と話す。
価格は1,300円で、限定100個。販売は14日までだが、売り切れ次第終了する。