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石川県がiPhone用観光アプリの運用開始-矢印で目的地へ道案内

「石川まるごとナビ」の画面。カメラをかざすとその方向にある観光施設が表示される(石川県提供)

「石川まるごとナビ」の画面。カメラをかざすとその方向にある観光施設が表示される(石川県提供)

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 石川県は6月1日、iPhone用観光案内アプリ「石川まるごとナビ」の運用を開始した。県内の道路事情に詳しくない旅行客を観光地まで道案内する。

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 「石川まるごとナビ」は兼六園や金沢城公園、長町武家屋敷跡、金沢21世紀美術館をはじめとする県内の観光施設約2,300カ所と避難場所約100カ所、コンビニエンスストア、ATM(現金自動預払機)の情報を収録している。利用者が現在地でiPhoneの内臓カメラをかざすと、その方向の1~2キロ圏内にある観光施設の写真映像と距離、地図を近い順に表示する。さらに、目的地を設定すると、画面上に方角を示す矢印が現れて道案内をしてくれる。

 iPhone用アプリの開発を手掛ける「ニュートン・ジャパン」(野々市町矢作3)と建設総合コンサルタントの「日本海コンサルタント」(金沢市泉本町2)が、「ニュートン・ジャパン」が開発したアプリ「ご近所ナビ」を応用して作り上げた。避難場所の数は今後増やしていく予定。

 県交流政策課観光企画グループの湊慎一郎主事は「内臓カメラをかざすといくつもの観光施設が表示されるので、今まで目が向かなかった場所にも行っていただけるのでは」と期待を寄せる。

 ダウンロードは無料。

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