2014年の北陸新幹線開業へ向け発足した新幹線対応金沢市民会議連絡会はこのほど、同市の飲食店を紹介するマップ「金沢美味紀行」を発行し、PRを進めている。
観光や仕事で金沢を訪れる人々を「おもてなしの心」で迎え誘客促進を図る同連絡会。同マップ約1万5,000部を作成し、市内の宿泊施設や工芸品店のほか三大都市圏の旅行代理店などにも配布した。金沢駅の同市観光協会にも設置する。
同マップには観光協会に加盟する77の飲食店や、金時草・源助だいこん・加賀レンコンといった加賀野菜を使った料理を提供する店を紹介し、「かぶらずし」「冶部煮」などの郷土料理についても解説する。
同連絡会によると、今後は英語、中国語など同マップの外国語版も作成し、外国人観光客の誘客にも役立てるという。同市新幹線開業対策室の諸江さんは「積極的に金沢の魅力を発信し、さらなる誘客につなげたい。マップを利用して金沢の味覚に親しんでもらえれば」と期待を寄せる。