日本フットボールリーグ(JFL)所属の地元サッカーチーム「ツエーゲン金沢」は今シーズンから、金沢市内で開催するホームゲームに合わせ、子どもたちと選手が共に遊ぶ新イベント「ふれあいキッズパーク」を開催する。
「ふれあいキッズパーク」は、選手と観戦に訪れた子どもたちとの交流イベント。メンバー外の選手がサブグラウンドなどでキックオフ30分前までの1時間にわたり、子どもたちとサッカーボールを使って遊んだり、話をしたりしてひとときを過ごす。
同チームは家族連れを今年の集客ターゲットとしていることから、子どもたちにも選手の名前を覚えて応援してもらおうと企画した。共に来場した父母に子どもを気に掛けることなく、しばらくの間、ゆっくり過ごしてもらう狙いもあるという。
5月8日14時から金沢市民サッカー場(金沢市磯部町)で行う町田ゼルビア戦に合わせ、初めて開催する。今シーズン最初のホームゲームとなる4月28日のV・ファーレン長崎戦はナイターのため、実施を見送る予定。
同チームの東川昌典強化担当育成普及部長は「サッカー教室ではないので、サッカーができる子であれ、できない子であれ、関係なく参加してほしい」と呼び掛ける。西川信吾取締役事務局長は「さまざまなイベントを仕掛け、会場を観客が『今日一日、楽しかった』と思うテーマパークのような場所にしていきたい。今回はその第一弾。ゆくゆくはおじいちゃん、おばあちゃんに足を運んでもらえる催しも企画したい」と話す。