JR金沢駅内のショッピングゾーンとして親しまれている金沢百番街(TEL 076-260-3700)で、全面改装のため昨年10月に閉館していた「トレンド館」が3月3日、「Rinto(リント)」としてリニューアルオープンした。延べ床面積は約6,900平方メートル。
1991年の開業から今年で20周年を迎える「金沢百番街」は、駅ナカのショッピングゾーンとして地元客のほか観光客の利用も多い。県内の土産品を取りそろえる「おみやげ館」、工芸品などを扱う「ふれあい館」、飲食店が並ぶ「あじわい館」、スーパーマーケットやドラッグストアが入る「くつろぎ館」と、テーマごとにゾーンを設ける。今回リニューアルしたのは、ファッションや雑貨が中心の旧トレンド館。
「リント」は「凛と(りんと)」を意味し、「凛として生きる女性をファッションでサポートしたい」との思いが込められている。駅ナカのファッション発信地として、北陸初出店19ブランドを含む全41店舗がオープンした。20代前半の女性をターゲットにしたファッションアイテムを中心に、雑貨、書籍も扱うほかカフェも入居する。
北陸初出店のブランドは、レディスファッションの「STRAWBERRY FIELDS(ストロベリーフィールズ)」、「mystic(ミスティック)」、「CAPRICIEUX LE’MAGE(カプリシューレマージュ)」、ファッション雑貨の「alto grado(アルトグラード)」や「muu(ショップ ム)」、アクセサリーの「before the boom(ビフォーザブーム)」など。書籍は「うつのみや」、カフェは「TULLY’S COFFEE(タリーズコーヒー)」が入る。
イメージモデルには、人気女性誌を中心に活躍する同県穴水町出身のモデル・三枝こころさんを起用し、今後はイベントや広告など各種プロモーションを展開する。オープンを記念し、各店で一定金額以上の購入客を対象にノベルティー配布や期間限定アイテム販売も行う。
営業時間は10時~20時。