ローソンは12月10日、石川・富山・福井で各1店舗をオープンし、これにより北陸3県での店舗数が300店舗となった。
新たにオープンした金沢山科店。店内には105円の野菜を並べた青果コーナーも
同社は1986(昭和61)年9月、金沢市内で北陸1号店を開店。1988(昭和63)年に富山県と福井県内にも進出し出店を続けてきた。
今回、石川県内でオープンしたのは「金沢山科店」(金沢市山科)。同店は高齢住民が多く暮らす住宅街での立地を考慮し、ほぼ105円均一の青果コーナーを設けた。キャベツ2分の1玉や玉ねぎ、ナス、生シイタケ、ピーマンなどが売り場の一角を占める。野菜高騰なども背景に、1玉105円のレタスがよく売れているという。こうしたスーパーの要素を加えた店舗は県内ではまだ1割しかない。店舗面積は約130平方メートル。
これを記念して現在、北陸3県(福井県内の一部地区除く)のローソン店舗で「大感謝フェア」を開催している。フェア第1弾として、石川のハントンライスや富山のブラックラーメンといった各県の人気ご当地メニューをアレンジした弁当、パスタ、おにぎりなどを売り出している。
販売しているのは、ハントンライスと福井のソースカツ丼、富山の高岡大仏コロッケを詰めた「北陸三県トリプル弁当」(498円)、トンカツをのせた金沢カレーをイメージした「カツカレー風おにぎり」(148円)、「よくばりブラックカレースパゲティ」(450円)、ブラックラーメン風の味付けの「焼豚おにぎり」(148円)など10品。来年1月11日からは第2弾として、「北陸味わい彩り幕の内弁当」(450円)など5品を用意する。
フェアは来年2月7日まで。