金沢市八日市3丁目に、県内では珍しい鍋焼きカレーうどんの専門店「特製カレーうどん 七福金沢八日市店」(TEL076-255-7298)がオープンし、ビジネスマンや女性客らの人気を集めている。開店日は9月30日。
同店は、砺波・富山・高岡で日本料理やしゃぶしゃぶの店、ステーキハウスなどを経営する柿里(富山県砺波市)の直営。同社では、景気低迷を受け、価格が安いカレーうどんに着目。富山市内で今年2月、新業態の「特製カレーうどん 七福富山店」を開店した。うどんメニューすべてに土鍋を使い、鍋焼きうどん風にして提供したところ好評だったことから、9月、石川県内に進出した。
金沢八日市店の店舗面積は約73平方メートルで、カウンター、テーブル合わせて30席。メニューは、カレーうどん(480円)、ステーキハウスで使用している最高級A-5ランクの氷見牛や飛騨牛のすじを使った「牛すじカレーうどん」、「とんかつカレーうどん」(以上880円)、厚揚げにチーズをのせた「きつねチーズカレーうどん」(770円)、アスパラガス、ナス、カボチャ、プチトマト、ほうれん草などの野菜をふんだんにトッピングした「野菜カレーうどん」(720円)など。
平日限定で、サラダとライスがつく月替わりの「おすすめランチ」(680円)も。カレーは中辛で、素朴な「田舎風」(同社)に仕上げてある。
開店以来、昼食時間帯はほぼ連日満席で、ビジネスマンのほか1人で訪れる女性客も多いという。
同社の佐藤幸博社長は「反響は予想以上で、富山店の1.3倍ほどのお客さんに来ていただいている。冬場は今以上に増えるだろう。金沢市内にあと2店舗ほど出せるのではないかと考慮中」と顔をほころばせている。
営業時間は平日=11時~15時、17時~22時、土曜・日曜・祝日=11時~22時。