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金沢のギャラリーで、蒔絵を施したエレキギターを展示

金沢アートグミギャラリーで展示されている、蒔絵を施したエレキギター

金沢アートグミギャラリーで展示されている、蒔絵を施したエレキギター

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 金沢アートグミギャラリー(金沢市青草町、TEL 076-225-7780)で現在、漆地に蒔絵(まきえ)が施されたエレキギターが展示されている。

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 作曲家の川井憲次さんがエレクトロニックアートの祭典「eAT KANAZAWA(イート金沢) 2009」で名人賞を受賞したのを記念し制作された同ギター。蒔絵や金箔など金沢の伝統工芸と楽器のコラボレーションが実現した。

 「eAT(=electronic Art Talent)KANAZAWA」は「金沢から、夢のリンクを世界へ」をコンセプトに1997年より活動を始め、国内外のクリエーターや学生、IT関連の仕事に携わる人たちの相互交流の場を創出する。テーマに沿った最新のアートパフォーマンスを発表する「フォーラム」、エレクトロニックアートに大きな貢献をした人を顕彰する「アワード」、著名講師を招きさまざまなサブテーマで議論を交わす「セミナー」、ゲスト講師と膝を交え語り合う交流するイベント「夜塾」などの活動を通して、次世代の若いクリエーターを金沢から育て、伝統だけでなく創造的なものづくりを活性化するための企画を続けている。

 川井さんが受賞した同賞は、アワードの一つ「デジタルアート部門」で顕著な活躍をしたプロを表彰、受賞者への副賞として地場産業とコラボした記念制作を行うもの。今回は、蒔絵を金箔メーカー「箔一」、ギターを「Extreme Guitars」(共に金沢市)が担当、伝統的な蒔絵の文様をモチーフに川井さん自身が図柄やギターの金属パーツを選んだ。

 開場時間は10時~18時。水曜定休。12月27日まで。

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