石川・河北潟干拓地の夏の風物詩「ひまわり村」(津幡町)が今年もオープンした。7月26日に行われた開村式には、名誉村長の谷本正憲県知事が出席し、金沢、かほく、津幡、内灘の2市2町の保育園児とともに開村を祝った。
ひまわり村は「ふるさとの水と土に対する子どもたちのいつくしみの心をはぐくむこと」を目的に、1995年から毎年開設されているもの。敷地面積は2.3ヘクタールで、35万本のヒマワリが形作る総長1キロの迷路が人気を集め、例年約1万5,000人が訪れている。
今年は5月19日に関係者や園児らが観賞用ハイブリッドサンフラワーの種をまいたが、天候不順が続いたため生育不足で開花はまばら。例年は2メートルに及ぶヒマワリの背丈も1.1~1.3メートル程度にとどまったが、子どもたちは歓声を上げて天然の迷路の散策を楽しんでいた。
ヒマワリの開花は8月中旬まで続く。入場無料。