白山市松任学習センター(白山市)のコンサートホールで7月13日、日本とロシアの青少年による「バレエと和太鼓の共演」が開催される。
主催は白山市ロシア協会。同協会では、ロシア沿海地方のウスリースク市との姉妹都市提携を目指し、2007年から毎年訪問団を派遣するなど相互友好交流を進めている。
同イベントは、地元市民や青少年とロシア人の交流を目的とする文化親善交流の一環。ロシアから8人の中学生が同市を訪れ、ロシアの民族舞踊「コサックダンス」や歌などを披露し、地元のバレエ団や和太鼓演奏と共演する。
出演するのは、ウスリースク市少年文化親善使節団、つるぎ子どもバレエ団、白山市の子ども太鼓、エコール・ド・ハナヨバレエ、子どもと親のよさこい踊りの総勢90人。プログラムは、日本とロシアの演目を織り交ぜながら進行する。
ロシア人学生は7月10日~17日、同市に滞在しながら観光名所を巡るほか、市内の中学校を訪れ地元の学生らとも交流する予定。同協会では「『一番近いヨーロッパ』から若い使節団を迎え、地元の青少年が力を合わせるこの公演がきっかけとなり、将来のより深い友好親善につながれば」と期待を込める。
開演時間は18時~。問い合わせは同協会(TEL 076-276-7894)まで。