JR金沢駅地下広場で「ライブ いんぎらりずむ」-アフリカ・沖縄音楽も

「ふらーぬーちゃー」は沖縄音楽を披露した

「ふらーぬーちゃー」は沖縄音楽を披露した

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 音楽パフォーマンス「LIVE金沢いんぎらりずむ」が7月2日~4日、JR金沢駅東地下イベント広場「ヴァンドーム広場」で開かれ、約80人がアフリカやブラジル、沖縄の音楽と踊りを楽しんだ。

アフリカ音楽愛好者のパフォーマンス

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 金沢芸術創造財団が市民や観光客にさまざまなジャンルの音楽を聴いて、ゆったりとした時間を過ごしてもらいたいとの思いから、今年初めて企画した同イベント。3日間で県内外の10団体が出演し、各団体は主に金沢弁で「のんびりと」を意味する「いんぎらっと」をテーマにした楽曲を披露した。

 2日・3日は津軽三味線やポップス、日本舞踊、アカペラなどのステージがあり、最終日の4日は、金沢市や福井県在住のアフリカ音楽愛好者10人で作るグループ「カタンナ」が手でたたく打楽器「ジャンベ」、ばちを用いる「ドゥンドゥン」、かねを使いギニアの儀式でよく演奏される「クク」、若い女性の祭りにつきものの「フェフォ」などを奏でた。熱いリズムに合わせて、民族衣装に身を包んだメンバーが大地を踏みしめるような力強いダンスを繰り広げ、来場者は灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつけるアフリカ大陸に思いをはせた。

 金沢の三線愛好会「ふらーぬーちゃー」は、締太鼓と大太鼓をたたきながら踊る沖縄音楽の「エイサー」など4曲を選曲。高岡市のブラジルサンバグループ「ありノヴァ」はフランスに亡命したブラジルのミュージシャンが祖国を思って作った「サンバ・ド・オルリー」などを歌い上げた。

 会場には、九谷焼の茶わんやアクセサリー、チヂミの売店、アロマハンドマッサージ、アロマオイルづくり教室のコーナーも設けられ、普段着姿で訪れた来場者が憩いのひとときを過ごした。

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