プレスリリース

被災地・珠洲に“帰る理由”をつくる夏。― 震災からの復興を、食と笑顔でつなぐ ―第2回「能登の食まつり」2025年8月11日開催決定

リリース発行企業:COMMON株式会社

情報提供:


珠洲市の協力のもと、全世帯6000世帯にこちらのチラシも届けてくれます。



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令和6年の能登半島地震から1年が経ちます。

深い傷跡が残る石川県珠洲市。しかしその地で、もう一度「人が集まる」「笑い声が聞こえる」「未来を語れる」場を取り戻そうという想いから、私たちは今年も復興イベント「能登の食まつり」を開催します。

テーマは、
「珠洲でつながり、未来につなげる」


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■ただの“祭り”ではない。「帰る理由」をつくる日

昨年と同様の巨大な燈籠「キリコ」もイベントでは登場します


このイベントの最大の目的は、“帰るきっかけ”をつくることです。

地震を機に地元を離れ、今も他の地域で避難生活を続ける方々がいます。そんな方々に「この日だけは帰ってみようかな」と思ってもらえる場所を用意したい。家族や友人、地域の人と笑顔で再会できる、そんな“帰る理由”になる夏祭りです。

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■開催概要
・ 日時:2025年8月11日(月・祝)11:00~16:00
・ 会場:道の駅 狼煙(石川県珠洲市)
・ 主催:一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GIN(事務局:COMMOM株式会社)
・ 企画協力・協賛:JIBAKO、見附島観光協会、リブート珠洲、協同組合大阪府旅行業協会、株式会社ワッツ
・ 後援:石川県、珠洲市、一般社団法人OSAKAあかるクラブ、一般社団法人WELLEX、大阪心斎橋ロータリークラブ、大阪難波ロータリークラブ

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■ 【災害支援レポート】

沢山の方や様々な企業からもご支援いただき、継続した被災地支援をさせていただきました。

約82000食分の炊き出しを提供
能登半島地震における縁GINの炊き出し支援 ― 現場に温かさを届けた公民連携の力

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。この未曾有の災害に対し、私たちはいち早く支援体制を整え、キッチンカーによる炊き出し支援を石川県内の複数避難所で展開しました。

支援活動の日々のレポートは下記のリンクからご確認ください。
https://engin.or.jp/notice

単なる食事の提供にとどまらず、被災者の心と体を支える「温かい居場所づくり」を目指したその活動は、多くの被災地関係者や支援機関から高く評価して頂きました。

発災直後から、いち早く関西、東海、関東を中心に様々なエリアからキッチンカーを被災地へ派遣。現地行政や自衛隊、他団体と連携を図りながら、日々沢山のあたたかい食事を提供しました。

温かい食事はこころも温かくなります

食事だけでなく物資も運びました

・ 主な提供メニュー:豚汁、カレーライス、炊き込みご飯、野菜スープ など様々なメニューを日替わりで毎日提供
・ 活動期間:2024年1月6日~7月31日(一部延長支援も実施)
・キッチンカー手配台数:239台
・炊き出し提供数:81898食
・物資の共有:16t
・ 支援場所:石川県珠洲市・輪島市・七尾市 ほか複数避難所
実際の食事キッチンカーに必要物資も積み届けた
「冷たいおにぎりばかりだったので、温かいスープに涙が出た」
― 避難所で配食を受けた高齢者の声

これらの支援は、ただ食事を届けるだけではありません。高齢者向けのやわらかい食材の工夫子どもたちが楽しめるなメニュー考案など、避難生活の「質」を高める取り組みを積極的に行いました。

また、避難所ではスタッフが被災者との対話を重ね、心のケアの一端も担いました。

実際の炊き出しの様子

食事だけでなくコミュニケーションがとても大事


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■昨年の感動を、今年の希望へ

仮設住宅からもシャトルバスを運行していただき、沢山の市内の方に来場していただきました。


被災地の皆様を少しでも元気づけられる取り組みを行いたい。
その想いから昨年は復興イベント「能登の食まつり」を開催しました。

昨年の2024年夏に初開催された「能登の食まつり」は、約千人を超える来場者を迎え、復興の希望を体現する一日となりました。

昨年は石川県知事や珠洲市市長も参加していただきました

倒壊したお店の店主がキッチンカーで営業を再開したり、地元の子どもたちがキリコを担ぎ、地域の伝統をつなぐ場が生まれました。七夕の短冊には、子どもも大人も復興への願いを書き綴り、多くの人が涙を流しながら「来年もやってほしい」と言ってくださいました。

昨年も復興イベントを開催しており、昨年の様子は下記のページをご覧ください。
https://common.or.jp/2024/07/16/notofes/


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■今年の取り組み(一部)
伝統×共創のキリコ体験
 観光客やボランティアも地元の人々と共にキリコを担ぐ、「共助」の象徴となるプログラム。

未来の珠洲MAP(参加型アート)
 来場者が“未来の珠洲”を自由に描き込む巨大地図。世代や立場を超えた想いの交差点に。

食の復興ゾーン
 被災店がこの日だけ復活する「地元再開チャレンジブース」、支援で来ていたキッチンカーが再登場し、「珠洲の味」と「ありがとう」を届けます。

移動型子ども教室「縁キッズ」連携
 子どもたちが地域の魅力を知り、文化や防災を学びながら主体的に参加する企画も準備中です。

Feel度Walk/防災復興ツアー
 五感で珠洲を歩き、記録し、語り合う。「感じる防災」「食べる復興」をテーマにした新しいツーリズムです。

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■ 縁KIDs × 復興:キッチンカーが未来を運ぶ

様々なコトを体験ができる機会

子どもは食堂として美味しい食事も

子ども達の居場所になっています


同日より始動するのが、「縁KIDsプロジェクト」です。
時代の変化と共に気迫していく地域でのリアルな子どもの教育の場所を作り、子ども達の可能性を広げる活動を展開していきます。

学校でも家庭でもない“第三の居場所”として、「食べる」「話せる」「夢に出会える」空間を届けるこのプロジェクトは、復興支援だけでなく、未来の地域づくりにも直結します。

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■ 防災と観光の融合:「復興支援&防災学習ツアー」も同時開催

地形の変化から地震の規模を痛感

瓦礫などもまだ残っています


様々な世代にも知ってもらいたい珠洲市の現状

現地の人からリアルなお話も

8月10日~11日にかけて、観光を通じて防災を学ぶ「復興支援&防災学習ツアー」を実施。
現地ガイドや被災者との対話、リブート珠洲との連携による現地ボランティア活動を通じて、観光と学びを同時に体感します。

個人旅行者だけでなく、企業のCSR研修としての参加も可能です。ツアー参加費の一部は珠洲市へ寄付され、復興支援に役立てられます 。

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■ 企業・団体の皆さまへ:ご協賛・ご支援のお願い

本プロジェクトは、行政予算に頼らず、企業・団体・個人からの協賛と支援で成り立っています。
物資協賛、資金協賛、人的支援、CSR連携など、様々な形での協賛が可能です。

ご協賛いただいた企業には、当日の会場ブース設置や広報連携、ツアーとの連動企画など、共創型のPR展開もご用意しております。地域に寄り添いながら、社会的価値とブランド価値を高めていく機会として、ぜひご検討ください。

協賛金や支援物資のご協力をお願いしております。
・協賛枠:3万円~100万円まで各種(特典あり)
・支援物資:飲料、機材、装飾品、文房具など

この場を通して、共に「地域の未来をつくる一員」として関わっていただければ幸いです。

~協賛いただいている企業様~


株式会社ワッツ様株式会社ワッツは、100円ショップ「Watts」「meets.」「Silk」などを展開する東証スタンダード上場企業です. 「いつもに笑顔を。」をスローガンに、国内外に1,800店舗以上を展開し、日常にちょっとした便利や楽しさを届けています.
https://www.watts-jp.com/



協賛企業は随時受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

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■ 最後に:忘れない、つながりを止めない

震災の傷跡は、ニュースの中だけでは消えません。
被災地にとって「忘れられないこと」は、何よりの支援です。
私たちは、“ともに生きる社会”を目指し、食、子ども、学び、観光の力を通じて「人と人の再接続」を進めていきます。

ぜひ、8月11日--能登のまつりで、あなたと未来を語らせてください。

「地震で壊れたのは、建物だけじゃない。人と人のつながりも壊れてしまった」
そんな声がありました。

「能登の食まつり」は、“祭り”のかたちを借りて、地域の絆をもう一度結びなおす挑戦です。

企業も、個人も、誰もがこの輪に加わることができます。
一緒に、能登の新しい未来を描きませんか?

自治体や企業の方でご興味のある方はお気軽にご連絡をお願い致します。


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【会社概要】
会社名:COMMON株式会社
所在地:京都府京都市下京区花屋町通櫛笥西入薬園町170-2
代表取締役:増田勇樹
公式サイトhttps://common.or.jp
問い合わせ先https://common.or.jp/contact-common-top/
自治体との取り組む事例https://common.or.jp/category/town-dev/
団体紹介:COMMON株式会社は、「共創による地域と企業の持続的な価値づくり」をミッションに、全国の自治体・企業・市民団体と連携した公民共創型のまちづくりや防災・観光・教育分野のプロジェクトを企画・運営するソーシャルビジネス企業です。公民連携の会員制プラットフォーム事業や企業版ふるさと納税を活用した地域活性化や、移動型アンテナショップ「コモンズマルシェ」など、民間のノウハウを活かした地域課題の解決に取り組んでいます。各地の自治体との災害時連携協定や、防災イベント・フォーラムの企画を通じて、企業間連携による災害対応ネットワークづくりも推進。地域・企業・個人が“つながり合う”仕組みを構築し、未来志向の共創社会を目指しています。

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【団体概要】
会社名:一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GIN
所在地:大阪府守口市本町1-6-5TTM守口駅前ビル地下1階
代表理事:枦山義彦
公式サイトhttps://engin.or.jp/
団体紹介:一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINは、地域教育や防災啓発を軸に、持続可能なまちづくりを推進する団体です。子どもたちの体験学習「縁kidsプロジェクト」や防災イベントを展開し、地域社会のつながりとレジリエンスを育みます。大阪府・石川県をはじめとした多くの自治体と協定・連携を結び、行政とともに地域課題の解決に取り組んでいます。

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