プレスリリース

【加賀依緑園】金沢ゆかりのつまみ細工とガラスアートが彩る月替わり個展──清水 由佳『つまみ細工 装身具展』(8月)、保木 詩衣吏『保木 詩衣吏 展 -雪の詩-』(9月)を開催

リリース発行企業:株式会社リナシェンテ

情報提供:


(左)つまみ細工作家・清水 由佳『つまみ細工 装身具展』 (右)ガラス作家・保木 詩衣吏『保木 詩衣吏 展 -雪の詩-』

 株式会社リナシェンテ(本社:石川県金沢市八日市3-604、代表取締役:東海林 寿典)が運営する文化観光施設「加賀依緑園(かがいりょくえん)」(所在地:石川県加賀市山中温泉南町口87-1)では、地元作家による個展を月替わりで開催しています。

 2025年8月5日(火)より、金沢市を拠点に活動するつまみ細工作家・清水 由佳氏による『つまみ細工 装身具展』(2025年8月5日[火]~9月2日[火])を開催いたします。大正モダンや異国文化から着想を得た、自由でボーダーレスな表現をテーマに、かんざしや耳飾り、首飾りなど約60点を展示。和装・洋装を問わず装いに華を添える、現代のつまみ細工の魅力をご紹介します。
 続く9月5日(金)からは、同じく金沢市を拠点とするガラス作家・保木 詩衣吏氏による『保木 詩衣吏 展 -雪の詩-』(2025年9月5日[金]~10月5日[日])を開催。板ガラスに絵付けを施し、焼成・研磨を経て表現された作品群は、雪や落葉といった“儚く消えゆくもの”をテーマに制作されています。器やオブジェなど約40点を展示予定です。
 四季折々の自然と文化が交差する加賀依緑園で、手技と感性が織りなす美のひとときを、ぜひご堪能ください。


・【加賀依緑園】月替わり工芸展 ~つまみ細工とガラス、“記憶をかたちにする”二つの表現~

■展示情報

(1) 清水 由佳『つまみ細工 装身具展』 2025年8月5日(火)~9月2日(火)
 2025年8月5日(火)より、金沢市を拠点に活動するつまみ細工作家・清水 由佳氏の『つまみ細工 装身具展』を開催いたします。
 伝統的な技法に、大正モダンや異国文化のエッセンスを織り交ぜた作品群が並ぶ本展では、アート作品、かんざし、耳飾り、首飾りなど、約60点を展示いたします。
 つまみ細工の新たな魅力と自由な表現を、ぜひご体感ください。



?清水 由佳氏よりコメント
江戸時代、歌舞伎の装飾に使われたことに起源を持つという「つまみ細工」。そんなつまみ細工の技法が最も生きるのは、やはり装身具として女性を美しく飾るときではないかと思います。
今回の個展では、私の世界観の原点である竹久夢二と大正モダンを核としながらも、アジアの民族衣装やフランス貴族の装身具といった、異国の要素を融合させることをテーマとし制作に取り組みました。
これまでも、和装に縛られずに洋装にも合う「つまみ細工」を意識してきましたが、今回はさらに自由でボーダーレスな作品づくりに挑戦します。

つまみ細工作家・清水 由佳氏の作品


?作家プロフィール
つまみ細工作家 清水 由佳(しみず ゆか)
《略歴》
2013年 独学でつまみ細工を始める
2021年 石川県デザイン展 入賞
2022年 アクセサリー展 -四重奏- (縁煌) 出展
2022年 「きもちとかたち」石川県デザインセンター選定商品に掲載
2024年 縁煌15周年展 出展

清水 由佳Instagram

つまみ細工作家・清水 由佳氏の作品

つまみ細工作家・清水 由佳氏の作品


つまみ細工作家・清水 由佳氏の作品

つまみ細工作家・清水 由佳氏の作品


つまみ細工作家・清水 由佳氏の作品


(2)『保木 詩衣吏 展 -雪の詩-』 2025年9月5日(金)~10月5日(日)
 続く2025年9月5日(金)からは、金沢市を拠点に活動するガラス作家・保木 詩衣吏(ほき しえり)氏の個展を開催いたします。
 保木氏は、板ガラスに釉薬で絵付けを施し、焼成、研磨の工程を経て作品を制作しています。雪や落葉など、やがて失われていく“朽ちていくもの”をテーマに、器をモチーフとした立体造形を展開しており、ガラスの中にそれらの存在を“溜める”“留める”ように表現しています。器とは「思い」のかたちであるという想いのもと、日々の制作を通じて、その内に宿る時間や感情を丁寧にすくい取るような作品世界を構築しています。
 本展では、器のほか、花器、パネル作品、大型オブジェなど、約40点を展示予定。静かに語りかけるような作品の数々を、ぜひ会場でご覧ください。

ガラス作家・保木 詩衣吏 作「蒼雪 一輪挿し」


ガラス作家・保木 詩衣吏 作「蒼雪 器3」


?作家プロフィール
・ガラス作家 保木 詩衣吏(ほき しえり)
《略歴》
1985年 岐阜県飛騨市に生まれる
2009年 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業
2012年 富山ガラス造形研究所 研究科 卒業
2015年 卯辰山工芸工房 ガラス工房 修了
2017年 金沢市にて「保木 硝房」として独立
2023年 金沢卯辰山工芸工房 専門員

《賞歴》
2011年 第5回 KOGANEZAKI「器のかたち」現代ガラス展vessels 奨励賞
2013年 日本現代工芸展 新入選
2015年 現代ガラス展in山陽小野田 大賞
2015年 15'日本のガラス展 がらすらんど賞
2017年 第3回 アートと工芸の金沢オークション JR西日本賞
2018年 第7回 そば猪口アート公募展 優秀賞
2022年 「新竹市金玻璃賞」佳作

《展覧会》
2016年 ガラスに見えないガラス展(能登島ガラス美術館)
2021年 富山ガラス造形研究所 創立30周年記念展 未来へのかたち(富山市ガラス美術館)
2023年 玻璃幾分熟-當代國際藝術展(新竹市玻璃工藝博物館)

保木 詩衣吏Instagram

ガラス作家・保木 詩衣吏氏の作品

ガラス作家・保木 詩衣吏氏の作品


ガラス作家・保木 詩衣吏氏の作品

■会場情報(両展共通)

会場:加賀依緑園 「花月の間」
所在地:石川県加賀市山中温泉南町ロ87-1
電話番号:0761-71-2683
開催時間:10:00~18:00
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
入場料:一般600円、団体(20名様以上)490円 ※展示会DM1枚持参で1名様入館料無料
駐車場:山中温泉菊の湯駐車場、またはこおろぎ橋駐車広場をご利用ください。
加賀依緑園 公式サイト
加賀依緑園 Instagram

■展示販売に関するお問い合わせ先

主催:縁煌株式会社
所在地:石川県金沢市東山1-13-10
電話番号:076-225-8241

■主催者:縁煌enishira(えにしら)について

 縁煌enishira(※)は、石川県金沢市のひがし茶屋街にあるギャラリー&ショップを拠点に、伝統工芸と現代的なデザインを融合した作品の販売を行っています。
 北陸三県(石川県、富山県、福井県)にゆかりのある工芸作家が手がけた、量産では味わえない手作りの温もりと洗練されたデザインの作品を取り扱っています。工芸作家や職人の手仕事による作品には、機械生産にはない独自の風合いや作家の想いが込められています。伝統的な技法を受け継ぎながらも、現代の暮らしに溶け込む新たな価値を生み出した作品との出会いを通じて、皆様の暮らしや心を豊かにすることを目指しています。

縁煌(enishira)公式HP 
縁煌(enishira)Instagram
縁煌(enishira)オンラインショップ 
※「縁煌」という名には、人や物、機会、場所との縁を煌(きら)めかせたいという思いが込められています。

 「加賀依緑園」では今後も、月替わりで多彩な工芸・美術作品の展示販売を実施予定です。訪れるたびに新たな出会いをお楽しみいただける場として、皆様のご来園を心よりお待ちしております。

加賀依緑園 「縁煌」による工芸の展示・販売



・【8月のイベント情報】ワークショップと和装で楽しむ「加賀依緑園」の夏。タイルコースター作り&KIMONO週間を実施

 加賀依緑園ではこの夏、涼やかな庭園の風景とともに楽しめる、二つの特別イベントを開催いたします。色とりどりのタイルでオリジナルコースターを作る体験イベントと、和装でお得にご入館いただける「KIMONO週間」です。
 自然と調和する和の空間で、感性を刺激する体験をお楽しみください。

■8月イベント情報

(1) 体験イベント「タイルコースター」
 お好きな色のタイルを自由に組み合わせて、世界にひとつだけのコースターを制作するワークショップイベントです。約1時間の体験を通じて、ものづくりの楽しさと完成の喜びを感じていただける内容になっています。完成した作品は、当日お持ち帰りいただけます。
※こちらは、事前予約制です。

<イベント概要>
イベント名:体験イベント「タイルコースター」
開催期間:2025年8月17日(日)
時間:11:00~(1時間を予定)
体験料:1,000円(入館料込み)
ご予約締切:2025年8月4日(月)
ご予約・お問い合わせ:お電話(0761-71-2683)またはInstagramのDMにて






(2) 和装で楽しむ 加賀依緑園の夏景色「KIMONO週間」開催
 2025年8月10日(日)~16日(土)の期間中、和装(着物・浴衣)でご来館いただいた方は、入館料が半額(一般600円 → 300円)となります。
 涼やかな装いで庭園を散策するこの期間限定の取り組みは、日常を離れた特別なひとときを演出します。和の趣をたたえる加賀依緑園の風景の中で、心ほどける時間をお過ごしください。

イベント概要>
開催期間:2025年8月10日(日)~16日(土)
特典内容:和装(着物・浴衣)でのご来館で入館料半額(一般600円 → 300円)
休館日:2025年8月14日(木)








・歴史と自然が織りなす、加賀・山中温泉の新たな文化観光拠点「加賀依緑園」

 石川県加賀市・山中温泉の中心に位置する「加賀依緑園」は、明治時代に建てられた歴史的建築を活用し、2024年4月に文化観光施設として開館しました。かつては老舗旅館「よしのや」の別邸として昭和天皇や吉田茂元首相などの賓客を迎え、歴史的会談の舞台にもなった由緒ある建物です。
 2021年より大規模な修復工事が行われ、伝統的な和風建築の意匠を活かしつつ、現代の文化観光拠点として生まれ変わりました。館内では、金唐革紙や井波彫刻をはじめとする日本の伝統技術を紹介する展示や、昭和天皇が使用された食器など貴重な史料を公開。さらに、地元作家による工芸品の販売も行っており、伝統と現代の美が交差する空間となっています。
 また、庭園や茶室、抹茶と和菓子が楽しめるラウンジなど、心を癒す和の空間も充実。北陸新幹線敦賀延伸によりアクセスも向上し、加賀・山中温泉エリアの新たな観光拠点として注目を集めています。

加賀依緑園

■施設のみどころ

館内外には、歴史と文化を体感できる見どころが多数点在しています。
- ラウンジ:昭和天皇や文人の宿泊記録、ゆかりの品々を展示
- 庭園:遠州流の美意識を継承した回遊式庭園(監修:烏賀陽百合氏)
- 展示室:金唐革紙の歴史と技術を紹介
- 菊の間・桐の間:金唐革紙を用いた格式ある近代和洋建築
- 御殿(御幸の間):井波彫刻や象嵌装飾が施された格式高い空間
- 花月の棟:川端康成ら文豪が執筆に滞在した記録が残る棟(現存一部)
- 唐船の棟・茶室:茶室「又隠」写しの空間と、ギャラリー「縁煌」による工芸展示販売


展示室:幻の壁紙と呼ばれる金唐革紙

御殿(御幸の間)


■施設情報

施設名:加賀依緑園
営業時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
休館日:木曜(祝日の場合は営業)
住所:石川県加賀市山中温泉南町ロ87-1
駐車場:山中温泉菊の湯駐車場、またはこおろぎ橋駐車広場をご利用ください。
電話番号:0761-71-2683
入場料:一般600円、団体(20名様以上)490円
加賀依緑園 公式サイト
加賀依緑園Instagram


・運営会社 株式会社リナシェンテの事業展開について

 株式会社リナシェンテは、「金沢まいもん寿司」を運営する株式会社エムアンドケイのグループ会社として、地域に根ざしたまちづくり事業を展開しています。公共施設の管理・運営やイベントプロデュースを通じて、地域社会の発展に寄与しています。理念に掲げる「ウェルビーイング経営」を基に、地域の歴史と文化を重視した観光拠点の開発にも取り組んでいます。
 運営施設には、石川県能美市の「ウェルネスハウスSARAI」、福岡県嘉麻市の「カホアルペ」、石川県加賀市の「加賀依緑園」、石川県金沢市の「La RINA」、石川県小松市の「YADO SEN-仙-KOMATSU」(※)があり、これらの施設を通じて地域文化の発信や、訪れる人々に多様な体験機会を提供しています。
 また、物販・EC事業では、ECショップ「NOIE.」を運営し、地域特産品を活用した商品企画・開発・販売や、ふるさと納税商品を展開し、地域経済の活性化を図っています。私たちは、地域活性化や文化振興に貢献し、地域社会と共に成長することを目指しています。

※「YADO SEN-仙-KOMATSU」は、当社をはじめ、株式会社 浦建築研究所(本社:石川県金沢市本多町3-11-1、代表取締役:浦 淳)、松浦建設株式会社(本社:石川県能美市湯谷町ニ48-1、代表取締役:松浦 弥)の3社が連携し、小松市より「行政財産使用許可」を受けて行っております。
株式会社リナシェンテ
代表者名:東海林 寿典
本社所在地:石川県金沢市八日市3-604
業種:まちづくり事業、物販・EC事業
設立:2015年10月
URL:https://www.rina-m.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
ASMEDIA株式会社
担当:長坂紅翠香
電話番号:050-3204-0372
Eメール:info@asmedia-japan.com

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