美術館の企画展で子どもたちが作品に登場する作家探し

企画展会場で作品に登場する作家を探す子どもたち

企画展会場で作品に登場する作家を探す子どもたち

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 金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL 076-220-2800)で6月3日、子どもたちが開催中の「我が文明:グレイソン・ペリー展」の会場を巡るギャラリー・ツアー「グレイソンを探せ!」に参加し、作品に登場する作家探しに挑戦した。

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 同展には、英国の作家グレイソン・ペリー氏の陶芸や彫刻、写真、版画、キルトなど約70点が展示されている。ペリー氏は、陶芸作品に自分の肖像を取り入れたり、自らデザインしたドレスで女装し「クレア」というキャラクターとして写真に納まったりするなど、さまざまな姿に変身した作家本人を作品に数多く登場させている。さらに、ペリー氏が幼いころに考案したゲームのヒーローで遊び仲間であったテディ・ベアの「アラン・ミールズルス」もさまざまな作品に登場している。

 同ツアーでは、午前と午後の部に分かれて幼稚園児から小学生まで合わせて13人が参加した。ツアー前に美術館スタッフから展覧会や作家の紹介を受け、ペリー氏からのメッセージ映像を見た子どもたちは、各展示室で作家やアランが登場する作品を探し回った。

 今後も同展に関連した子ども向けワークショップや学芸員によるギャラリー・トークが開催される。開場時間は10時~18時。毎週月曜休館。8月31日まで。

金沢21世紀美術館「我が文明:グレイソン・ペリー展」

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