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金沢のパン店12店が「加賀野菜レアベジ」パン 希少野菜使うパン限定販売

パン店12店が期間限定で販売する「加賀野菜レアベジパン」

パン店12店が期間限定で販売する「加賀野菜レアベジパン」

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 金沢市内のパン店12店で8月31日、加賀野菜の希少品目を取り入れたオリジナル商品を販売する「加賀野菜レアベジ パンマルシェ」が始まった。

パン店12店が期間限定で販売する「加賀野菜レアベジパン」

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 金沢市農産物ブランド協会が企画し、今年で3回目。加賀野菜に認定されている15品目の中でも、特に生産量が少ない野菜に「レアベジ」という愛称を付け、パン店とのコラボレーションを行っている。希少品目とされる6種のうち、夏から秋にかけて旬を迎える「ヘタ紫なす」「加賀つるまめ」「赤ずいき」を材料に使い、各店が創作したパンを各店店頭で販売する。

 金沢市農林水産局長の紙谷勉さんは「昨年も好評だった。今年は新しく5店舗に加わってもらっている。加賀野菜の希少品目をパンに加工するのは簡単ではないが、どれも華やかでおいしそうに仕上がっている。多くの方に食べてもらい、加賀野菜3品目の魅力を知ってほしい」と話す。

 3年連続で参加しているサリュアンシャンテは、「赤ずいき」をハンバーグのたねに練り込んだ「赤ずいきバーグシトラスサンド」(400円)を考案。「赤ずいき」のピクルスとオレンジを挟み、「さっぱりと食べられるよう仕上げた」という。初参加したベーカリー・パーラーグッドデイは、「加賀つるまめ」を刻みマッシュポテトと合わせ、甘めの肉みそに大葉でアクセントを付けた「加賀つるまめと大葉肉味噌(みそ)デニッシュ」(345円)を考案。「シャキシャキとした『加賀つるまめ』の食感が楽しめる」という。

 そのほか、ブーランジェリー・パリカナは「ヘタ紫なすのプロパンサル」(480円)、パン・ド・ファンファーレは「加賀つるまめとブルーチーズソース」(302円)、ブーランジェリー・シエル・エ・メールは「赤ずいきのスイーツデニッシュ」(260円)、ノトヒバカラは「ヘタ紫なすのヒバ炭アイスサンド」(460円)、ひらみぱんは「加賀つるまめと夏野菜のデニッシュ」(486円)、ピストリーナ・エイスキーは「ヘタ紫なすとオイスターミート」(380円)、ディプシーは「加賀つるまめの豆乳キッシュ」(270円)、ホリタパンは「赤ずいきの加賀野菜彩りパン」(400円)、みきんちは「赤ずいきのタルタルチキン南蛮」(400円)、ブーランジェリー・ニコネは「ヘタ紫なす夏野菜デニッシュ」(430円)を、それぞれ販売する。

 9月23日まで。

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