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湖池屋のポテトチップス「金沢の甘えび」、パッケージデザインを一般投票で決定

お披露目会でのフォトセッションの様子 多賀さん(左)と永田さん(右)

お披露目会でのフォトセッションの様子 多賀さん(左)と永田さん(右)

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 湖池屋(東京都板橋区)が販売する「JAPANプライドポテト金沢の甘えび」の新パッケージデザインが9月3日、一般投票で決まった。

総選挙で選ばれた「金沢の甘えび」の新パッケージデザイン

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 「JAPANプライドポテト」は、日本の風土・文化が生み出す素材を使い2018(平成30)年から全国6カ所で展開するブランド。「金沢の甘えび」は甘エビをそのまま乾燥させ粉末化したものをチップスにかけ、濃厚なうま味を引き立たせたコクのある味わいが特徴だという。

 一般投票による「JAPANプライドポテト金沢総選挙」としてパッケージデザインを選ぶ試みは今回が初。金沢美術工芸大学視覚デザイン専攻の学生からデザインを募り6案を選出し投票を行った。インターネットから2万8628件、市内の小学生から2461件、市内設置の投票箱から894件の計約3万票が集まった。

 選出されたデザイン案は2点。一般投票の得票数で選ばれたのは、鼓門や甘エビなどで金沢を表現した永田幸さんの「伝統の光」。同社が選出したのは多賀絵里衣さんの「金沢和傘」。

 同社広報担当者は「金沢の小学生や全国の皆さんと選んだ2つのデザインが商品の顔として全国に広がっていくことをうれしく思う。金沢の魅力と共に商品を楽しんでもらいたい」と話す。金沢を応援したいとの思いから、同社では売り上げの一部を市と同大学に寄付する。

 価格は150円前後。9月6日から全国のコンビニエンスストア、13日から全国のスーパーマーケットなどで販売する予定。販売は11月末から12月上旬ごろまで。

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