湖池屋(東京都板橋区)がリニューアル発売を予定するポテトチップス「金沢の甘えび」味のパッケージデザインを一般投票で決める「JAPANプライドポテト金沢総選挙」が現在、開催されている。
昨年9月に期間限定で発売された同商品は、日本の誇りである風土・文化が生み出す素材を使い「湖池屋プライドポテト」として同社が2018(平成30)年から展開するプロジェクト。金沢が誇る「甘エビ」をそのまま乾燥させ粉末化させたものをチップスにかけ、濃厚なうま味を引き立たせたコクのある味わいが特徴。
昨年は金沢美術工芸大学生がデザインした3案のデザインが採用され好評を得た。リニューアルに向け、地元の人や金沢に思いのある人が選ぶことで、あらためて金沢の魅力を全国へ発信することを目的に一般投票による総選挙を決めたという。
総選挙に向け同大学のデザイン科・視覚デザイン専攻の学生による41案から、同社で6案を選出した。総選挙から1案、同社から1案を選出し商品化する。6案には、金沢駅の鼓門、雪づり、加賀八幡起上り、金沢和傘、水引、漆器など金沢ならではの魅力を表現した作品がエントリーする。インターネットからの投票に加え市内5カ所に投票所を設けるほか、市内の小学校5年生約3700人も投票する。
同社サイトから投票するとプレゼントに応募が可能。同社マーケティング本部の小幡和哉さんは「地元の人や金沢への思いのある方々と一緒にパッケージを選ぶことを非常にうれしく思う。皆さんの思いを込めて金沢の魅力を全国に広げていきたい。選挙にご参加いただければ」と呼び掛ける。
選考結果は9月上旬に発表予定。投票は5月21日まで。