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金沢の伝統文化と郷土料理を町家で体験 多様なプログラムで外国人に対応

料理体験の様子

料理体験の様子

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 金沢の伝統文化や郷土料理を体験できる施設「IN KANAZAWA HOUSE」(金沢市芳斉、TEL 080-5708-5610)が9月24日にオープンした。

【VRで読む】芳斉1丁目交差点近くの「IN KANAZAWA HOUSE」

 京都出身で商社やホテルなどで経験を積んだ山田滋彦さんと、金沢出身のフードコーディネーター谷口直子さんらが、金沢に残る町家建築を生かした空間で伝統文化や郷土料理を伝えたいとの思いで開業した。

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 1932(昭和7)年築の「松本染物店」は閉店後、一時的にシェアアトリエやPC教室などとして利用されたが、山田さんらが染物店としての建築特長など当時の面影を残そうと、長い土間や梁(はり)、蔵などを最大限に生かして改装した。

 1階のキッチンスペースでは谷口さんによる郷土料理体験、座敷では芸妓(げいこ)による座敷体験など多目的に利用できるスペースを設け、中庭をめでることもできる。状態良く残った蔵には、「蔵が好き」というアーティストが既にアトリエ&ギャラリーとして利用を決めたという。2階はギャラリーやイベントスペースとして活用する。

 現在用意するプログラムは、「近江町市場ツアー&料理体験」(火曜・土曜、10時~12時30分、6,300円)、「お座敷遊び」(随時、18時~20時、1万9,800円)、「手毬寿司(てまりずし)体験」(日曜、12時~13時30分、4,950円)、「お寺で朝粥(がゆ)」(火曜・土曜、9時~10時30分、4,000円)、「白山シティサイクリング」(随時、9時~13時30分、5,500円)。

 山田さんは「金沢の町家は広く活用の可能性も大きい。地元の料理や文化に精通した人が、直接コミュニケーションを取るプログラムに特化したい。日本人の利用も多く、リクエストに応じた企画も取り入れていきたい」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜定休(祝・祭日は営業)。予約は開催日前日の12時まで、ホームページ、メール、電話で受け付ける。

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