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金沢でオリンピックテーマに水引展 聖火やメダルなどモチーフにした作品も

同展を主催する自遊花人の廣瀬さんとスタッフの皆さん

同展を主催する自遊花人の廣瀬さんとスタッフの皆さん

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 「石川国際交流サロン」(金沢市広坂1)で水引展「オリンピックを彩る」が現在、開催されている。

【パノラマVR】「石川国際交流サロン」で開催中の水引展「オリンピックを彩る」

 主催するのは水引ギャラリー「自遊花人」(清川町、TEL 076-244-6441)。2020年の東京五輪開催まで1年を切り、日本中が盛り上がる中、水引という分野でオリンピックに参加できればと、今回の展示テーマを決めた。

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 大正時代に建てられた同サロンの雰囲気や庭園にも合わせながら、オリンピックをイメージした水引作品26種類を出展する。入り口近くの蔵には第1回開催のアテネ五輪から第32回の東京五輪までの軌跡を表した「アテネから32回」や、水引でメダルを模した「金・銀・銅」などを展示。和室には掘りごたつがあった場所に白い石を敷き詰め、白と銀の水引で障がいと共に闘う様子を表した「パラリンピックの華」や、五色の水引で開催を祝う「Delight(歓喜)」などを、自遊花人の生け花チームの作品と併せて飾る。

 自遊花人代表の廣瀬由利子さんは「今回、オリンピックをテーマに定め、五輪カラーやモチーフを取り入れるなど、日本中が待ちわびる高揚感や勢いを作品に託した。水引として大切にしているあわじ結びの精神や一つで完結しない部分は、オリンピックの人と人のつながりや平和を願う思いに共通するのでは」と話す。

 床の間には水引で作った「聖火」や、世界各国から集まる選手の多様性をさまざまな色の水引で飛び出すように作り上げた「People」など独創的な作品も。廣瀬さんは「水引の優しさ、柔らかさでオリンピックを表現した面白さや楽しさを、建物の空間や夏の名残を表す風鈴、草花などと合わせて全体的に感じていただきたい。海外の方にも金沢の伝統工芸や文化を通して、日本を理解していただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~18時(金曜・土曜は20時、最終日は16時まで)。入場無料。29日まで。

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