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金沢市中心部に価値体験型ホテル、伝統工芸体験と体に優しい朝食で差別化

「ホテルインターゲート金沢」のジュニアスイートルーム

「ホテルインターゲート金沢」のジュニアスイートルーム

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 「ホテルインターゲート金沢」(金沢市高岡町、TEL 076-260-7200)が3月16日、金沢市中心部にオープンした。

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 運営するのは全国でホテルやレストランなどを展開する「グランビスタ ホテル&リゾート」(東京都千代田区)。同社の価値体験型ホテルブランド「インターゲートホテルズ」として4館目となる。

 最高の朝「All For Tomorrow」をコンセプトに、伝統工芸の体験や野菜をふんだんに使った体に優しい朝食などで、ホテルの開業ラッシュが続く金沢で差別化を図る。12階建てで客室は全166室。スタンダードダブル(87室)、デラックスシングル(10室)、スーペリアツイン(41室)、ジュニアスイート(1室)など。料金はスタンダードダブルで定価は2万6,676円。

 外観は金沢城の石垣をモチーフとし、館内の客室やフロント、ラウンジなどには加賀五彩や茶の湯の文化を取り入れたデザインを施す。大浴場には県の観光PRマスコット「ひゃくまんさん」をモチーフに田中サトミさんが描き下ろした壁画を採用した。

 さまざまな伝統工芸体験プランを計画し、「ミニちび太鼓づくり体験」(3月21日15時~17時、700円)、「蒔絵(まきえ)体験」(4月11日17時~20時、3,240円)などを予定する。朝食(大人=1,800)は、「赤い味噌(みそ)のミソストローネ」「7種の野菜のフリッタータ」や石川の伝統料理「治部煮」など、野菜をふんだんに使った50種類以上のメニューが並ぶ。

 同社長の須田貞則さんは「武家文化を体験する『侍ルート』は関東圏でも人気が高い。伝統工芸の職人さんたちとのネットワークを生かし、地域と共に成長し差別化を図りたい」と話す。

 チェックインは15時、チェックアウトは11時。7月12日まで開業記念特別プランの特別料金を設ける。

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