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金沢のホテル全館でアートフェア 国内外29のギャラリーが参加

「KOGEI Art Fair Kanazawa2017」のエントランス

「KOGEI Art Fair Kanazawa2017」のエントランス

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 金沢市の中心部にあるシェア型複合ホテル「KUMU金沢 THE SHARE HOTELS」(金沢市上堤町2)で11月24日、「KOGEI Art Fair Kanazawa2017」が始まった。

【パノラマVR】KUMU金沢で開催中の「KOGEI Art Fair Kanazawa2017」

 海外を皮切りに国内でもホテル系アートフェアの開催がブームとなる中、金沢では工芸に特化したホテル系アートフェアを開催するのは初となる。ホテルを貸し切りにし、29の客室で国内外29のギャラリーが、1室1ギャラリーとして、それぞれの個性がのぞく展示を行う。

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 実行委員会で副実行委員長を務める本山陽子さんは「ベッドや家具などが置かれたホテルの客室は住空間に非常に近い。実際に工芸作品を購入し、飾るときのリアリティーを感じやすい」とホテルを会場に選んだ理由を話す。

 石川県内から4ギャラリーのほか、関東、関西、中部、四国、海外から韓国・ソウルの3ギャラリーが参加し、伝統工芸界の重鎮から新進気鋭のアーティストまで150人の工芸作品を出展する。

 参加ギャラリーの多くは作家と共に企画し、新作を展示・販売する「プライム・ギャラリー」と呼ばれる運営方針を取っている。実行委員長の福光松太郎さんは「今の時代の最先端の作家作品を一堂に見られる貴重な機会。伝統的なものから、現代アートや生活工芸を取り入れたコンテンポラリーなものまで、多様性のある作品を集中してご覧いただける」と話す。

 福光さんは「工芸が持つ手仕事の美しさ、自然素材中心の素材にこだわる深さは、世界に向けて発信する際、工芸という言葉でしか伝わらないと考え、アルファベット表記での『KOGEI』にこだわった。展示する作品は全て販売可能。文化産業としてはまだまだ市場価値が低い工芸において、今後も金沢での市場を確立していきたい。ひいては若手をはじめとした工芸作家の地位向上につながると考える」と話す。

 開催時間は11時~19時(26日は18時まで)。入場料は1,000円(2日間通し券)。

後援申請20141009