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金沢に創作料理のキッチンバル 石川県産の有機野菜など素材にもこだわり

キッチンバル「Migi to hidari」の外観

キッチンバル「Migi to hidari」の外観

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 金沢市の若宮大橋近くに7月15日、キッチンバル「Migi to hidari」(金沢市二口町、TEL 076-225-8370)がオープンし、1カ月が過ぎた。

【パノラマVR】ワインに合う創作料理が味わえるキッチンバル「Migi to hidari」

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 店舗面積は約70平方メートル。店内にはテーブル6卓12席、4人掛けソファ席2卓、カウンター2席を設け、小上がり席1卓は8人まで対応する。壁の黒板にアメリカ古材をデザインして取り付け、照明器具などにもこだわったアンティーク調の店内になっている。

 市内中心部にあるベジタブルバル「スローラック」(尾山町)の姉妹店で、オーナー同士は双子の兄弟。店名には「選択肢は右と左だけじゃない。固定概念に左右されず、自由な発想で上を向いていこう」という意味を込め、入り口の壁では店主の村井悟さんの顔をモチーフにしたロゴが上を向く。

 村井さんはカフェやイタリアン料理店で修業を積み、個人的にフレンチのシェフに料理を習った経験を持つ。提供するのは、ワインを中心に豊富に取りそろえたアルコールメニューに合わせた創作料理。中でも「魚介のアヒージョ」(840円)はほとんどのテーブルで注文がある一皿。オリーブオイルにアンチョビーやハーブを入れて温めるオリジナルテイストが人気だという。

 野菜は「スローラック」で取引のある県内の契約農家の有機野菜を採用する。「季節野菜のフリット 生ハム巻き」(680円)は村井さんが特にお薦めしたい一品。今後はランチメニューも充実させ、6品の小鉢を載せた「洋・和プレート」の提供も予定している。

 村井さんは「ご来店いただいたお客さまに喜んでもらうために日々新しいことを考えている。驚きと鮮度を大事に、今後も枠にとらわれずいろいろなことを仕掛けていきたい」と意気込みを語る。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~23時。火曜定休。

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