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金沢~大阪間にJRバス新型車両「北陸道グラン昼特急大阪号」 8月投入へ

8月運行開始の新型車両「北陸道グラン昼特急大阪号」

8月運行開始の新型車両「北陸道グラン昼特急大阪号」

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 西日本ジェイアールバス(大阪市此花区)は8月1日、金沢~大阪間の高速バスに新型車両「北陸道グラン昼特急大阪号」を投入する。お披露目会が7月23日、「しいのき迎賓館 石の広場」(金沢市広坂)で行われた。

【パノラマVR】JR西日本高速バスの新型車両「北陸道グラン昼特急大阪号」

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 当日、会場ではバスファンや家族連れらが車体や車内を興味深く見て回る姿が見られ、子どもたちはバス運転士の制服を着て運転席で記念撮影を行った。同社が金沢でこのような展示を行うのは初。

 同区間のほか長距離路線でこれまで採用されてきた2階建てバスの老朽化に伴い、安全性向上を目的にグレードを上げた同車両。圧迫感なくプライベートを保つ座席構造で、増加傾向にある女性の利用を意識する。

 座席は3列の完全独立で独自開発のクレイドル(ゆりかご)シートで快適さを追求した。シート幅46.5センチメートルでリクライニング角度は135度、プライベートカーテンで個室感を保ち、フリーWi-Fiや空気清浄器も設置する。

 新型車両での運行は現在のところ、6号=金沢9時発-大阪14時29分着、7号=大阪16時10分発-金沢21時45分着の往復1便。今後は夜行バスや全国の他区間でも導入を予定する。同社広報室の北出聖治さんは「JRバスのグラン号だから乗りたいと選択していただけるよう安全性と快適性を保ち、サービスを提供していきたい」と話す。

 運賃は、大人=4,400円~5,500円、学生=3,900円~5,100円(早期購入割引、ウェブ限定往復割引あり)。

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