金沢の観光地「ひがし茶屋街」近くの「八百萬本舗」(金沢市尾張町2、TEL 076-213-5148)2階で1月23日・24日、「おばけ」がテーマのクラフト展「イロイロOBAKE~冬の陣~」が開催される。
おばけをモチーフに県内外の作家が制作した雑貨などを集める同展。2015年夏に白山麓のギャラリーを兼ねたそば店で初開催し、今回で2回目となる。街中での開催を求める声もあり、会場を金沢市内に移して前回以上の来場を見込む。
今回は、石川県在住の型染め作家・北村紗希さん、うつわ作家の新村秀人さん、板絵画・立体造形作家の福猫横町さん、ぬいぐるみ作家のmukashiyaさん、羊毛人形作家のワ~イさんをはじめ、一箱古本市メンバーによる古本販売を行うほか、福井県から消しゴムはんこ作家のアノネコさん、紙雑貨作家のウィギーカンパニーさん、越前和紙とねんどを使った造形作家の森石おまりさんが出品。全9組の作品を展示販売する。
23日は、初回の会場となった「とりごえ蕎麦 相滝」(白山市相滝町)と「つづらのわがし」(土清水)、24日は「ネテ製穀」(七尾市赤浦町)と、金沢市内で菓子販売を展開する「甘味こしらえ しおや」が出店する。
主催する「のぅもりぃ」さんは「もともと妖怪や陰陽師、付喪神(つくもがみ)などに興味があり、知り合いの作家さんにもイメージが合う方がいたことから、開催に至った。怖いおばけではなく、ちょっとポップでキッチュなおばけや妖怪たちなど、作家さんがイメージした物を並べる予定。飲食も素材から選び、安心して食べられる物を出している店ばかりなので、作り手さん同様、ほっこりやさしい味をお楽しみいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。