金沢の金澤表参道・せせらぎ通り・新竪町の3商店街は現在、合同フォトコンテスト「3(み)ちくさ」の作品を募集している。
市内の商店街の中でも個性あふれる人や店が集まる3商店街。金沢商工会議所から「まちの活性化のために元気な3つの通りでタッグを組んで何かやってみては」と声を掛けられ、3商店街をつなげる企画として、散策経路を自由に設定し、商店街を中心に撮影した写真でお薦めの道順やコースを提示できるようなフォトコンテストを企画した。
応募はプロアマ問わず、テーマや被写体、表現方法などは自由。3商店街で撮った写真を各5枚程度(計15枚程度)入れることが必須。審査はスライドショーで行うため、商店街の「人」に焦点を当ててつなげたり、「食べ物」に注目しておいしいものマップを作ったりなど、自由な発想での作品を想定する。
横安江町商店街(金澤表参道)の矩一浩さんは「技術を競うというよりも目線やつながりの面白さに注目したい。スマホで撮影したものでもいいので、気軽に応募してもらえれば」、せせらぎ通り商店街の高崎正剛さんは「普段何気なく通っている商店街をゆっくり散歩して、独自の感性で撮ってもらいたい」、新竪町商店街の番匠保司さんは「金沢駅から交通機関を使わずに歩いて来る観光客も多い。それぞれのお気に入りのコースを写真にして紹介してもらえたら」と期待を寄せる。
応募締め切りは来年1月15日。2月上旬に審査結果を発表し、2月21日に表彰式を行う。大賞(1点)は賞金3万円。そのほか各商店街からの賞品も用意する。優秀作品はサイト上で紹介する。