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金沢駅近くのバーで本格的「流しそうめん」 店内のプール有効活用

店内中央のプールで流しそうめんを楽しむサラリーマン客

店内中央のプールで流しそうめんを楽しむサラリーマン客

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 金沢駅・兼六園口近くの「bar bonita(バー ボニータ)」(金沢市本町2丁目、TEL 076-256-0291)で現在、流しそうめんを提供し話題となっている。

【パノラマ】 流しそうめんの様子

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 焼き肉店「有牛」(三池栄町)が経営する同店。2014年12月にオープンし、同じビルの1階には、姉妹店の創作料理バル「Amigo(アミーゴ)」が入居する。

 オープン以来、「バーでありながらひと手間かけた本格的な料理が楽しめる」と人気の同店。「エイヒレのアヒージョ」(980円)や「めんたいこの薫製」(480円)などのつまみ料理から、自家製スープの「スペイン塩ラーメン」(880円)、「和牛10秒炙(あぶ)りにぎり」(780円)などの〆の食事まで提供する(価格は全て税別)。店内の最大の特徴は中央に設置するライトアップされたプール。プールを囲むようにテーブル10席を設置し、そのほかカウンター4席、個室10席を用意する。

 「以前からプールの効果的な利用方法を検討していたところ、夏に楽しめてインパクトがあり、〆の料理としてもぴったりな『流しそうめん』にたどり着いた」と同店店長の笹木稜太さん。提供を始めてから流しそうめん目当ての新規客も増えたという。

 「流しそうめん」(600円)は、小豆島産のそうめんを使い、地元の大野醤油(しょうゆ)とだしを合わせた自家製のつゆで提供する。プールに設置されたそうめんを流す青竹とつゆを入れる竹製の器は、スタッフ自ら能登まで出向き切ったもの。「せっかくやるのだから、味も形式も本格的なもので提供したい」と笹木さん。面白さから注文する客の中にはその味に驚く声もあるという。

 笹木さんは「今後もプールの利用方法を考えていきたい。温水も出るので、貸し切りであれば『足湯』や『泡風呂』など自由に使ってもらえれば。常連客の中にはプールに入りながらお酒を飲まれた人も(笑)」と話す。「各地のクラフトビールや自然派ワイン、フレッシュフルーツを使ったカクテルなど酒の種類にもこだわっている。バーで楽しむ新しいスタイルを提案できれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は20時~翌4時。日曜定休(祝日の場合は月曜)。チャージ料700円(お通し付き)。流しそうめんは8月末までの予定。

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