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金沢の3寺院でアート展「オテラート」、若手住職ら「寺子屋の会」が企画

会場の1つとなっている崇禅寺

会場の1つとなっている崇禅寺

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 金沢・浅ノ川かいわいの3寺院を会場とするアート展「oterart オテラート2013」が現在、開催されている。会場となるのは、広誓寺(金沢市昌永町)、崇禅寺(瓢箪町)、聞善寺(瓢箪町)。

崇禅寺の作品

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 「oterart(オテラート)」とは、「お寺」と「アート」を掛け合わせた造語。金沢美術工芸大学や金沢学院大学の学生を中心に、近郊の若手作家らがお寺の空間を生かした作品を展示する。

 主催は、20~30代の住職や副住職らで構成する「寺子屋の会」。かつての寺子屋のような「学びの場」として、地域に根差した文化や情報を発信し、人々に親しまれる「寺の在り方」を再考しようと、2009年11月から活動を続けている。

 「光と影と発電機」をテーマとする4年目は、絵画・書・彫刻・陶磁器・金細工など33人の作家が約40点を出展。今年の事務局を務める崇禅寺には、寺の雰囲気を生かして制作された書やインスタレーションが並ぶ。

 3つの寺を回るスタンプラリーを実施するほか、関連イベントとして、各寺の住職や副住職がガイドを務める「お寺ツアー」(会期中随時、各寺)や「手作りプラネタリウム投映会」(21日・13~17時、広誓寺)、「沖縄三線の演奏会」(22日・18時~、聞善寺)なども予定する。

 崇禅寺の副住職・三香美晋道さんは「イベントが地域の活性化につながり、お寺を身近に感じてもらえるきっかけとなれば」と来場を呼び掛ける。

 開場時間は13時~18時。9月23日まで。

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