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金沢・ひがし茶屋街も「衣替え」-障子戸から簾戸に

簾戸を入れた座敷

簾戸を入れた座敷

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 金沢・ひがし茶屋街の茶屋「懐華樓(かいかろう)」(金沢市東山1、TEL 076-253-0591)は5月31日、建物内の障子戸を全て簾戸(すど)に入れ替えた。6月1日の「衣替え」に合わせ、夏仕度を整えた。

東茶屋街の「懐華樓」

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 同店は市保存建造物に指定されており、日中は内部を観光客らに開放。カフェとしても営業している。

 簾戸はアシなどで編んだ建具で、風通しが良く、「夏障子」とも呼ばれる。同店では毎年夏季に簾戸を使っており、31日には女性従業員3人が座敷や芸妓(げいこ)の控室などの障子戸26枚を外し、手慣れた様子で取り換えた。

 ちょうど御簾(みす)を窓辺につるしたように、直射日光をさえぎった座敷は心地よい涼しさに。来店した外国人客たちは、夏を快適に過ごす日本の暮らしの知恵を写真に収めようと、次々にカメラを向けていた。

同店では今後、9月30日に再び障子戸に交換する。

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