白山インター近くに4月15日、スープカレー専門店「mogu(モグ)」(金沢市福増町南、TEL090-4322-0906)がオープンした。
店舗面積は99平方メートル。席数は、カウンター6席、テーブル6卓21席の計27席。スープカレーはルーや油を使わず、野菜や肉などの具を煮込んだスープにスパイスを加え、別皿のライスを浸して食べる。石川県内ではスープカレー専門店は同店のみ。
同店ではトマトのスープとエビのスープからベースを選び、スパイスの辛さを10段階から選べる。石川産をはじめとした国産野菜の甘みを感じる「季節の7種の野菜スープカレー」(980円)や、ボイルしたチキンの入った「やわらかチキンのスープカレー」(980円)などがおすすめだという。米は石川産のコシヒカリを使う。
北海道でホテルに勤務していた経験を持つ代表の西井寛人さんは、初めて食べたスープカレーに衝撃を受け、道内のスープカレー店を70店舗以上食べ歩いたという。本業と掛け持ちしながら富良野のスープカレー店「ふらのや」などで修業、基礎を学んだ。また、ホテルで売店のバイヤーをしていた経験を元に、本来は北海道でしか流通することのない商品などをメニューとして提供する。
西井さんは、「地元の生産者などとのつながりを増やし、石川産の食材をたくさん使っていきたい。多方面の人と協力し合い、スープカレーを広めていければ」と意欲を燃やす。
営業時間は11時~21時。8月末まで無休。