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ロンドン五輪金メダリスト松本薫選手、金沢で新年会に-「リオに向かって頑張る」

新年会の参加者と談笑する松本選手

新年会の参加者と談笑する松本選手

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 ロンドン五輪・柔道女子57キロ級の金メダリストで、金沢市出身の松本薫選手(フォーリーフジャパン)は1月6日、ホテル日航金沢(同市本町2)で開催された石川県柔道連盟の新年会に参加し、出席者約150人を前に、「リオ(五輪)に向かって頑張る」と今年の意気込みを語った。

石川県柔道連盟新年会で談笑する松本選手

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 同連盟は五輪後、松本選手とスケジュールが合わず、祝勝会を開けなかったことから、新年会に招待した。

 この日の松本選手は、リボンタイのブラウスにスカートスーツを合わせた女性らしいいでたち。壇上では、金メダル獲得を報告するとともに、「一から頑張るために、(昨年11月に右肘の)手術をした」と明かし、2016年のリオデジャネイロ五輪に向け決意をみなぎらせた。

 同連盟の岸谷外男会長は「ここには師匠の(岩井柔道塾主の)岩井(克良)先生も、その他の指導・助言をした先生も、一緒に試合をした仲間も、ロンドンまで応援に行った人たちもいる」と、地元の熱い応援の思いを伝え、県体育協会会長を務める谷本正憲知事、山野之義金沢市長らが祝辞を贈った。

 同塾の塾生たちも駆け付け、代表して中江真理さん(錦丘中学校2年)、美咲さん(小立野小学校5年)姉妹が祝いの花束を贈った。また、松本選手と共に稽古をした塾生合わせて8人が岩井さんに花束を手渡した。

 会場は終始、和やかな雰囲気に包まれ、松本選手からは笑みがこぼれた。

 終了後のインタビューでは、「今年は、私が目指している一本をとる柔道に一歩でも近づければいい。半年間、柔道をしていなかったので一から体力づくりをする」と力強く語った。

 今回の実家での休暇は今月4日から6日までのわずか3日間。体調を崩して寝込んでいたが、好物の春巻きを食べ、雪だるまを作って実家の前に飾り、つかの間の正月気分を味わったという。

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