石川県観光物産館(金沢市兼六町、TEL:076-222-7788)で2月3日より、県内の地酒振興を図るため「地酒・新酒まつり」が開催されている。今年で24回目。
今回は、国土交通省が行う「YOKOSO! JAPAN WEEK 2008」の「かなざわ冬の旅観光キャンペーン」とのタイアップで、「芸・和菓子・酒で楽しむ冬の金沢」をテーマに体験型イベントを重視し、開催期間も例年より延長した。
同館1階では12酒造店の地酒22銘柄を販売するほか、3階では和菓子作りの体験ができる。地酒購入者には抽選で、県内酒蔵の大吟醸酒をはじめ、金沢の尾山神社の梅の香りや黒方(くろほう)を調合した香水「金沢オードパルファム」、加賀友禅ハンカチなどが当たるほか、全員にワンカップ酒も進呈する。
同館の担当者は「できたてのタイミングに合わせて開催期間を延長したことにより、多くの新酒が試飲可能になり、カクテルのようなフルーティーな味と香りを損なわず試飲できることが人気を呼んでいる。今年は寒かったので、いい感じに仕込みができ、試飲した方は、一般的な酒のイメージとは違う香りと口当たりにびっくりしているようだ」と話す。「最近増えてきたシンガポールや香港、台湾などからの海外から訪れる方には、試飲や和菓子作りなどの体験イベントが好評」とも。
開館時間は10時~18時。火曜定休。2月24日まで。