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金沢城大手門口近くにブーランジェリー、梅干し入りあんパンなど販売

開店した「ブーランジェリー mashi mashi (マシマシ)」オーナーの藤元さん夫妻

開店した「ブーランジェリー mashi mashi (マシマシ)」オーナーの藤元さん夫妻

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 金沢城公園(金沢市丸の内)の大手門口近くに6月20日、パン店「ブーランジェリー mashi mashi(マシマシ)」(大手町、TEL 076-254-6743)がオープンした。

開店した「ブーランジェリー mashi mashi (マシマシ)」

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 都内のパン店で職人として働いていた藤元一栄さん(43)が故郷である石川県にUターンし、妻の理佳さん(41)と共に開いた同店。店名は、「食べまっし」(「お召し上がりください」の意)、「見まっし」(「ご覧ください」の意)などの表現で使われる金沢のもてなし言葉の方言「~まっし」を、子どもでも簡単に言えるように短く縮めて名付けたという。

 店舗面積は約13平方メートルで、毎朝3時から作るフランスパン、クロワッサン、メロンパン、あんパン、カレーパン、食パン、サンドイッチなど約40種類を並べる。

 このうち、メロンパン「ムロン・ド・パリ」はブリオッシュの生地を使って甘く仕上げる。旧町名「梅本町」の名前をとった「梅本あんぱん」は、自家製のあんと紀州南高梅の梅干しをパン生地で包み込んで焼き上げた。ベーグルはS字型に成型し、バターロールの隠し味には練乳を利用するなど、随所に独自の工夫を凝らしている。

 「どこの店に行っても同じようなパンが並んでいるので、一目見たら『あそこのパンだ』とわかるようなものを作りたい」と藤元さん。今後も、来店客の反応を見ながら特徴ある商品を考案していくという。

 中心価格帯は150円~300円。営業時間は10時~18時。土曜・日曜・祝日定休。

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