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部分日食観測に石川県庁展望ロビー開放-開場を4時間前倒し

石川県庁19階の展望ロビー

石川県庁19階の展望ロビー

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 石川県庁は県内で大規模な部分日食が楽しめる5月21日早朝、19階の展望ロビーを観測者に開放する。

5月21日早朝、19階の展望ロビーを観測者に開放する石川県庁

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 県庁は高さ98・8メートルで、展望ロビーはその最上階に位置する。約2800平方メートルのフロアの四方に大きなガラス窓があり、晴れた日には遠くに能登最高峰の宝達山や立山連峰を望むことができる。

 元日には初日の出を眺める県民や観光客のため、早朝開放するのが恒例になっているが、「天体ショー」観測では初めて。今回は県議会から要望があり、実施することにした。

 国立天文台(東京都三鷹市)のホームページによると、この日は関東地方や近畿地方南部、九州地方南部など広範囲で金環日食を観測できるが、金沢から見えるのは「太陽が大きく欠ける部分日食」のみ。太陽は6時20分19秒に欠け始め、7時33分57秒には約87%が月に隠れる。日食の終了は8時59分21秒と見られている。

 ロビーの開場は、普段よりも4時間早い6時から。入場無料。来庁者用駐車場は5時30分に開く。

 担当の県県民交流課広報広聴室では、「肉眼で直視するなど誤った方法で観察すると目を痛める危険性があるので、観測用グラスを用意してほしい」と注意を呼び掛けている。

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