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英国人カップルが日本各地を旅行しブログで発信-金沢の旅行代理店が新プロジェクト

「トラベルボランティアプロジェクト」の選考会で選ばれた英国人のジェイミー・ラフェッティさんとケイティ・モリソンさん

「トラベルボランティアプロジェクト」の選考会で選ばれた英国人のジェイミー・ラフェッティさんとケイティ・モリソンさん

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 金沢の旅行代理店「マゼラン・リゾーツ・アンド・トラスト」(金沢市駅西新町、TEL 076-224-6870)が、東日本大震災による風評被害を払拭(ふっしょく)するため「トラベルボランティアプロジェクト」を立ち上げた。現在、英国出身の2人が日本全国を旅行し、彼らが感じた日本の魅力を世界に発信している。

花巻で記念撮影する2人

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 震災後、偏った情報による風評被害で観光業をはじめ多くの業界が甚大な被害を受けている状況を目の当たりにした同社スタッフが「自分たちにできることを今すぐ行動で示したい」と、6月のミーティングで生まれた同プロジェクト。外国人が日本全国を旅行し、日本の魅力を世界に発信してもらうのが狙い。今なお美しく魅力豊富な日本を世界中の人に知ってもらうためには、第三者の目を通して伝えることが大切と考えた。

 同プロジェクトの主役となる「旅行者」を募集したところ、85カ国から1897人の応募があり、書類審査を通過した5組7人が9月13日に金沢市内で行われた最終選考会に臨んだ。各自が日本復興に対するさまざまな思いをPRした結果、選ばれたのはフリーライターのジェイミー・ラフェッティさんとカメラマンのケイティ・モリソンさんの英国人カップル。震災の当日、南米ボリビアにいた2人は地震と津波に襲われた日本を報じるニュースを見ながら、その偏った情報に疑問を感じ同プロジェクトの趣旨に共感したという。同プロジェクトを担当する木原彩さんは「これまで世界中を旅してきた彼らの冷静な視点と、『自分の目で現状を確かめたい』という熱い思いが伝わった」と評価する。

 2人は9月15日から100日間で日本全国47都道府県を巡り、毎日ブログやフェイスブックで自身が感じた日本について情報を発信する。富山からで北海道まで日本海側を北上し、被災地である東北を経て南下、12月23日のゴールを石川県で迎える。翌24日にはサンタとして東北を再訪する予定も。

 これまで2人が巡った北陸や東北では、青森県で訪れた漆器製造所で触れた日本の伝統工芸の機能性や技術の高さへの関心、秋田県のなまはげへの感動、富山県での温泉体験など、自国文化と照らし合わせた感動や感想をブログにつづっている。

 震災後、がれき撤去などのボランティアに足を運んだ木原さんは「復興までは長い道のりだと思った。イベントを一過性に終わらせず、復興のために国内外全ての人に働きかけることを続けたい」と話す。

 同プロジェクトは、資金・宿泊施設・移動手段・食事・ガイドなど、さまざまな面でのサポーターに支援されており、同社では引き続き募集の窓口を開いている。

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